町飛鳥と株式会社ファーストがスポンサー契約し、5月14日に都内のファースト本社で調印式が行われた。
ファーストは、OA機器の販売やコールセンターの運営などを手掛けるトータルオフィスソリューションサービスの総合商社。卓球を通じたCSR活動（社会貢献）に力を入れており、卓球部には松平健太、大矢英俊、岸川聖也ら、そうそうたるメンバーが所属している。今後は、町もファースト卓球部の所属となる。
町は「ファーストは浜野社長をはじめ、卓球に対してすごく熱意のあるチームです。過去に全日本実業団で対戦したことがあり、そのときに『優勝するんだ』という熱意がすごく伝わってくるチームだったので、そこで自分が先輩方と一緒にプレーして優勝を目指したいと思ったことが、ファーストと契約させていただいた決め手です。
ファーストには、岸川さん、健太さん、大矢さんなど、僕の小さい頃からの憧れの先輩方がいるので、その先輩方のプレーや日々の過ごし方などを見て成長できるよう頑張っていきたいと思います。
こういう（コロナ禍という）状況下で契約していただき、とてもありがたいと思っています。全日本実業団優勝という結果で恩返しできるよう日々頑張っていきます」と、ファーストと契約を結んだ喜びと抱負をコメント。
ファーストの社長であり、卓球部の総監督を務める浜野浩社長も「町くんは、卓球の技術が非常に高い選手です。中でも、私の聞いている情報と見た感想では、特に格下の選手には絶対負けない。もちろんそれだけではなく、当然、上の選手にも勝つチャンスがある選手です。それから1番重んじたのは、ガッツがあり、性格がいいところ。こうした点を踏まえて、ぜひ町くんをサポートさせていただきたいと思い、このたび契約を結びました。
ファーストの卓球チームの目標は、全日本実業団で優勝して日本一になることです。町くんには、そのための大きな力になってもらうほか、当社のイベントや卓球スクールの指導などにも携わってほしいと思っています」と町に期待を寄せる。
落ち着いた試合運びと恵まれた体躯から繰り出す両ハンドドライブで、トップ選手としての地位を固めてきた町。新たなスポンサーを得た町のさらなる飛躍に期待がかかる。
