11月23日、バタフライ(株式会社タマス)は第2回アドバイザリースタッフミーティングをバタフライ卓球道場(東京都杉並区)にて開催。9人のアドバイザリースタッフが集い、用具についての意見交換、試打会を行ったほか、卓球レポートの取材にも応じてくれた。
イベントに参加したバタフライ・アドバイザリースタッフは高木和卓(千代田クラブ)、平野友樹(協和キリン)、有延大夢(琉球アスティーダ)、鈴木李茄(トップおとめピンポンズ名古屋)、酒井明日翔(シチズン時計)、三部航平(シチズン時計)、松山祐季(協和キリン)、木村香純(トップおとめピンポンズ名古屋)、渡部民人(星槎中学校)の9人。これほどのバタフライファミリーが卓球道場で一堂に会する機会はめったにない。
イベントの前半は、株式会社タマス代表取締役社長の大澤卓子による開会のあいさつ、株式会社タマス研究開発部による用具の製造工程などに関する詳しい説明や、用具に関する○Xクイズ、また、質疑応答が行われた。普段慣れ親しんでいる用具について、選手たちからは多くの質問が寄せられた。
イベントの後半は、選手による試打、卓球レポートの取材、試作品の試着などが行われ、選手同士、また、選手とバタフライのスタッフとの活発な意見交換やコミュニケーションの場となった。終始、選手たちのリラックスした表情であふれたアドバイザリースタッフミーティングは、参加者の中で最もアドバイザリースタッフ歴の長い高木和卓選手のあいさつで幕を閉じた。
●高木和卓選手のコメント
今回はこのような機会を設けていただきありがとうございます。バタフライがどのような形で選手に寄り添い、どのような気持ちでラバーや用具にこだわって選手をサポートしてくれているか、そして購入してくださる方に高品質のものを妥協せず提供してくれているのかが改めて身にしみました。
これからもバタフライの方々やバタフライファンの方々に良い報告ができるように頑張っていくので、よろしくお願いします!
●平野友樹選手のコメント
用具を使うにあたってさまざまな知識をインプットしたかったところ、このような機会をいただき、ラバーの製造工程や品質管理について知ることができました。
ラケット、ラバーは機械的につくられていると思っていましたが、手作業の工程もあることを知り、今後ますます用具に信頼を持って試合に挑めると思います。また、バタフライ製品にはタマス社員の誠実さが表れていると感じました。
●有延大夢選手のコメント
第1回の時はスケジュールが合わずに出られなかったので、今回、参加することができて大変うれしく感じています。改めて、バタフライファミリーの一員になれた気がしました。
試打では、用具によってスイングを変えることで、普段何げなくやっていることを自分の中で整理することができました。ウエアのデザインについては、背景にあるストーリーを聞くことができて、全日本などの試合で着る時に、「バタフライと一緒に戦っている」という、今までとは違うスイッチが入ると思います。バタフライにはすごい選手がたくさんいる中で、自分ももっと貢献していけたらうれしいです。
●鈴木李茄選手のコメント
バタフライの用具を信頼して15年以上使用していますが、今回、アドバイザリースタッフミーティングに参加させていただいて、ラバーの製造工程について知ることができ、今まで以上に用具に対する信頼を深めることができました。
また、バタフライの社員と選手がこのような場で意見交換をすることは、用具を開発する上でもとても良い機会になると感じました。
●酒井明日翔選手のコメント
アドバイザリースタッフミーティングに参加させていただきありがとうございました。今回はラバー講座、試打、卓球レポートの取材、外装品の紹介をしていただきました。ラバー講座では、普段は出来上がった状態のものしか見ていなかったので、そのラバーがどのようにしてつくられて製品になっているのがわかり、とても勉強になりました。改めて大切に使用していきたいと感じました。また、他のチームの契約選手やバタフライのスタッフの方々とも楽しくコミュニケーションを取ることができてよかったです。
●三部航平選手のコメント
ラバーが作られる工程を知る機会はなかなかないので貴重な時間でした。開発中のウエアにも非常に興味が沸きました。ラケット・ラバーといった用具だけでなく、ウエアにも着目するバタフライ製品の今後がより楽しみです!
●松山祐季選手のコメント
バタフライ製品、主にラバーについていろいろな勉強をさせていただきありがとうございました。試打をさせていただいてもバタフライの製品にはいつも感動します。今後ともよろしくお願いします!
●木村香純選手のコメント
今回ミーティングに参加させていただいて、普段見ることがないさまざまな角度から卓球を見つめることができ、とても楽しく良い機会になりました。
また、たくさんの方の知識や協力があり、卓球が成り立っていると改めて感じ、身を引き締められるような良い刺激を受けました。
●渡部民人選手のコメント
今回、初めてバタフライのイベントに参加させていただきました。最初は少し緊張しましたが、試打をしているうちにだんだんと緊張もほぐれて楽しく参加することができました。
試打では、思っていたよりコメントをすることもでき、自分の感覚に合うラバーを見つけるきっかけにもなりました。ありがとうございました!
(取材=卓球レポート)