株式会社タマス(バタフライ)は、9月に開催される2023年アジア卓球選手権大会(以下、アジア選手権)のタイトルスポンサーを務めることが決まった。
アジア選手権はアジアのナンバーワンを決める大会で、2年ごとに開催されている。第26回となる今大会は、9月3日から10日まで韓国・平昌で行われる予定だ。
バタフライは、卓球メーカーとして初めてアジア選手権のタイトルスポンサーを務めることとなり、大会を主管する韓国卓球協会の柳承敏会長が来日し、株式会社タマス 代表取締役社長の大澤卓子と調印式を行った。
久しぶりにバタフライを訪れた柳承敏会長は、調印式に先立ち、大澤とラリーでお手合わせ。ご承知の通り、現役時代は韓国伝統のペンホルダー攻撃スタイルを継承し、2004年アテネオリンピックの男子シングルスで金メダルを獲得。現役引退後は国際オリンピック委員会(IOC)アスリート委員や国際卓球連盟(ITTF)執行委員を歴任し、2019年に36歳という若さで韓国卓球協会の会長に就任した韓国卓球界のレジェンドだ。
徐々にエンジンがかかって卓球ウエアに着替えた柳承敏会長は、かつて中国勢から恐れられた横回転サービスと華麗なフォアハンドドライブを披露した。
軽く一汗かいて和やかな雰囲気となる中で、メインイベントの調印式が執り行われ、アジア選手権のタイトルスポンサー契約が締結された。
バタフライとの調印を終えた柳承敏会長は「このたびはバタフライに協賛いただいたことに深く感謝申し上げます。今回のアジア卓球選手権大会は2024年世界卓球釜山大会の出場権がかかった重要な大会であり、アジアのトップレベルの選⼿が参加する予定ですので、必ず成功を収めたいと思います。また開催地の平昌は景色の良い場所として有名で、特に秋が美しいです。訪れる方々にぜひ平昌の美しさも楽しんでいただければと思います。」と歓迎の意を表した。
大澤はアジア選手権のタイトルスポンサーを務めることについて「このたび卓球メーカーとして初めてアジア卓球選手権大会のタイトルスポンサーを務めさせていただけることになりました。大変光栄なことであり、⾝が引き締まる思いです。
アジアにおける卓球の競技レベルは非常に高く、世界から注目を集めています。今後ますますアジアの卓球が発展するために、少しでもお⼿伝いができれば大変うれしく思います」と抱負を語った。
(まとめ=卓球レポート)