男子132チーム、女子34チームのチームが参加し覇を競い合った。社会人選手らしい随所にレベルの高いラリーが展開され白熱した試合が繰りひろげられた。結果、男子は東京アートが優勝し2連覇を達成。女子は日本生命が優勝し3連覇を達成した。
男子団体:東京アートが貫録勝ち!
東京アートが2連覇を達成
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優勝の東京アートは強力な布陣で臨み、貫禄勝ちで2連覇を達成した。決勝戦の協和発酵戦はトップで大矢が出だしで1ゲーム目を失うも2ゲーム目以降主導権を握り坂本を下し勢いをつけた。続く2番で張が横山を3番ダブルスで韓・張組が倉嶋・田勢組を破りストレートで優勝を決めた。受身になることなく攻めきり掴み取った2連覇と言えよう。
大矢が決勝トップで勝利し勢いをつけた |
強豪ペア同士で優勝を決めた |
2位の協和発酵は準決勝のシチズン戦で0−2の劣勢から2−2に追いつき5番の横山が谷口をストレートで破り逆転勝利で決勝進出をはたした。
3位には、協和発酵に肉薄したシチズンと、準々決勝のリコー戦を大接戦の末勝利し初の3位入賞を果たした住友金属物流が入った。
準決勝ラストで勝利した横山 |
沼田の活躍で住友金属物流は初の3位入賞 |
中野はトップで坂本を破る活躍を見せた
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女子団体:日本生命が3連覇、前期日本リーグの雪辱を果たす
見事3連覇を果たした日本生命 |
女子優勝は日本生命。前期日本リーグではサンリツに敗れ悔しい思いをした。エースの藤井は責任を感じ今大会にかける気持ちの強さを感じさせた。また、今大会限りでプレーヤーとして最後の試合となった岸田。ダブルスのみ出場で全勝し、優勝に大きく貢献し花道を飾った。チームが一丸となった日本生命が決勝戦の日立化成戦で2−2のラストで藤井が渡辺を破り優勝を決めた。
決勝で藤沼に勝利した李佳 |
藤井はラストで渡辺を破り優勝を決めた
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お互いの信頼感で息のあったプレーを見せた岸田・藤井 |
2位の日立化成はサンリツとの準決勝を3−2の接戦で制し決勝へ。優勝のチャンスも十分にあったが惜敗した。
3位には十六銀行を破った中国電力と、アスモに逆転勝ちを収めたサンリツがそれぞれ入った。
惜しくもラストで敗れた日立化成・渡辺 |
中国電力は越崎・福岡の両軸の活躍で3位入賞 |
準々決勝、準決勝と勝利したサンリツ・坂本 |
今大会の模様は・・・ ~卓球レポート9月号に掲載~
今大会の記録は、日本卓球協会のホームページに掲載されています。
日本卓球協会 公式HP:http://www.jtta.or.jp
なお、今大会の模様は 9月号(8/20発売予定)に掲載予定。
現地取材班:小畑賢二(卓球レポート編集部)