男子はボル、女子は張怡寧が優勝
男子シングルス決勝は馬琳(中国)とボル(ドイツ)の対戦。ゲームカウント3−1から追いつかれたボルが、ゲームオールジュースの接戦を制した。準決勝でハオ帥(中国)、決勝で馬琳と中国勢を連破したボルが2009年のプロツアー初タイトルを獲得した。
女子シングルス決勝は張怡寧(中国)と郭躍(中国)の新旧女王対決。試合は張怡寧が一方的な展開で郭躍を4−0で下して、今年のプロツアーで初優勝を飾った。
男子ダブルス決勝は馬龍・許?(中国)の若手ペアがハオ帥・王励勤(中国)を4−1で同士打ち対決を制して優勝。
女子ダブルス決勝は郭躍・張怡寧(中国)の女王ペアが丁寧・劉詩文(中国)の若手ペアを4−1で破って優勝。張怡寧は単複2冠を達成した。
日本勢は男子シングルスで水谷(スヴェンソン)がボルに敗れて3回戦敗退。
女子シングルスでは樋浦(ミキハウス)が1回戦で世界ランキング11位の姜華君(香港)を破る金星。田勢(十六銀行)は1回戦でボロシュ(クロアチア)、2回戦で樋浦を破ってベスト8入りを果たした。注目の福原(ANA)は1回戦でカットの徐孝元(韓国)に競り負けた。平野(ミキハウス)は郭躍(中国)1−4で敗れた。
男子ダブルスでは韓陽・水谷(東京アート/スヴェンソン)が1回戦で柳承敏・尹在榮(韓国)、2回戦で高礼澤・梁柱恩(香港)ら強豪を連破しベスト4入り。
女子ダブルスでも、藤井・石川(日本生命・ミキハウスJSC)が見事ベスト4入りを果たした。
U21で松平健太と石垣優香が優勝
U21では圧倒的な強さを見せた健太 |
国際舞台で強さを見せる石垣
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※写真提供:日本卓球協会
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ITTFプロツアー・カタールオープンのU21(21歳以下)でエントリーした松平健太(青森山田高)と石垣優香(淑徳大学)が見事優勝を果たした。
松平健太は、準々決勝で松平賢二(青森大学)を破ったナジ(ハンガリー)と決勝で対戦。第2ゲームを落とすものの、危なげない内容で4−1とし優勝。丹羽(青森山田中)はフィルス(ドイツ)に敗れ2回戦敗退。
予選リーグを2戦全勝で突破した石垣は、準決勝で石川佳純(ミキハウスJSC)と対戦。ストレートで石川を下すと、決勝ではフー(トルコ)を4−2で破り、グランドファイナルに続いてのU21優勝となった。
今大会の記録は、国際卓球連盟、日本卓球協会のホームページに掲載されています。
国際卓球連盟 公式HP:http://www.ittf.com
日本卓球協会 公式HP:http://www.jtta.or.jp
なお、本大会の模様は 4月号(3/20発売予定)に掲載予定。