大会3日目は男女団体の決勝トーナメントと男女シングルスの1~2回戦が行われた。
男子団体の決勝は8連覇を目指す青森山田と、昨年準々決勝で青森山田に敗れリベンジに臨む愛工大附属中との対決となった。トップは三部と木造の対決。三部は落ち着いて木造の速攻に対応。パワーと厳しいコース取りで木造を退けた。
2台進行の2番は及川対神。青森山田は三部、及川を前半に置いたオーダーで一気に決める狙い。何とか阻止したい愛工大附属だが、及川は中陣から打点を下げてもパワーのあるドライブを放ち、1ゲームを奪われるものの神に快勝。
3番のダブルスは青森山田の羽佳・沼村に対して、愛工大附属は太田・高見として、百瀬に替えて1年生の高見を投入。思い切りのいいプレーを見せた愛工大附属ペアだが、粘りを見せる青森山田ペアが1-1からジュースを連取して優勝を決めた。
3位には野田学園と出雲北陵が入った。野田学園は準決勝で愛工大附属とラストに及ぶ熱戦を繰り広げたが、あと一歩及ばなかった(写真は野田学園らしい台上プレーを見せた盛武・遠藤のダブルス)。出雲北陵は明徳義塾と尾久八幡を破って準決勝進出。青森山田からダブルスで1点を奪う意地を見せた(写真は松浦・大野のダブルス)。
男子シングルスの1~2回戦は大きな波乱もなく、シード選手が順当な勝ち上がりを見せている。最終日の明日はシングルスの3回戦から決勝までが行われる。
平成24年度 全国中学校体育大会 第43回全国中学校卓球大会:http://sports.geocities.jp/zenntyuu43/
今大会の報道は卓球レポート10月号(9/20発売)に掲載。