男子シングルスの1回戦、注目は全日本通算勝数で101回の記録を持ち、今も記録更新に挑戦し続ける齋藤清(埼玉工業大職員)の試合だ。1回戦の対戦相手は藤原(昇陽高教員)。齋藤は往年のプレーを彷彿とさせる回転量の多いバックハンドサービスからの3球目攻撃、堅実なバックショートも見せたが、フルゲームの末に惜しくも敗れた。
試合後の会見記者の質問に答えた齋藤は「残念の一言」と涙をこらえながら語った。
また、卓球レポート本誌の人気連載「ミタプロの勝てる戦術」でもおなじみのミタプロこと三田村宗明(リトルキングス)が1回戦に登場。三田村は積極的に攻めたが、花村(岡谷市役所)の堅い守備に阻まれ0-2と苦しい流れ。三田村は足を使った懸命のプレーで2-2に追いつき10-8とマッチポイントを握るが、5度のマッチポイントを花村にしのがれ15-17で惜しくも敗れた。
今大会の詳しい情報・記録は日本卓球協会ホームページに掲載されています。
日本卓球協会:http:/www.jtta.or.jp
記録ページ:http://www.jtta.or.jp/AJ/result2012/
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全日本選手権大会の特集は卓球レポート3月号(2月20日発売号)に掲載します。