男子ダブルスの決勝は1昨年の全日本チャンピオン松平・丹羽(早稲田大・青森山田高)と今年度の全日本社会人チャンピオン坂本・笠原(協和発酵キリン)の対決となった。
試合は序盤から松平・丹羽が攻め立てる展開で進んだ。ダブルスならではの丹羽のフルスイングの強打が場内を沸かせる。社会人ペアは先手を取れずに7-11で第1ゲームを落とす。
第2ゲームは社会人ペアリードで進むが、「第1ゲームを取っていたので、落としてもいいと思った」という丹羽の思い切ったプレーで逆転。優勝に王手をかけた。
第3ゲームも松平・丹羽の勢いは止まらない。丹羽がフォア側に飛びついてストレートにノータッチを決めれば、松平はバックハンドでバッククロスに3球目を決める。流れをとぎらせずにプレーした松平・丹羽が11-7とし2年ぶり2度目の優勝を決めた。
松平・丹羽(早稲田大・青森山田高) 11-7、13-11、11-7 坂本・笠原(協和発酵キリン)
今大会の詳しい情報・記録は日本卓球協会ホームページに掲載されています。
日本卓球協会:http:/www.jtta.or.jp
記録ページ:http://www.jtta.or.jp/AJ/result2012/
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