大会5日目、昨日まで8コートあった卓球台が今日から4コートに絞られ、会場の雰囲気はぐっと世界卓球らしさを増してきた。最初の種目は女子ダブルス3回戦、日本のトップバッターは福原・平野、2ラウンド目で藤井・若宮、石川・森薗が登場する。
福原・平野 4,9,8,8 キム・ヘソン/キム・ジョン(朝鮮民主主義人民共和国)
福原・平野は台上から先手を取ってワイドな攻めで北朝鮮ペアを圧倒。守っても固い2人が攻守ともに上回り、ストレートで快勝。ベスト8入りを果たした。
■福原愛・平野早矢香インタビュー
「すごくいいプレーができました。戦術がよかったと思います。連続で返ってくるし、ラリーでミスしないと聞いていたので、サービス・レシーブで先手を取り、主導権を握ることができました。ラリーになっても自分たちのペースでできました。思い切っていけたのがよかったと思います。組み合わせをみたときからずっと意識していて、ビデオを見てイメージをつくって臨みました。(長いラリーに持ち込ませないために)タイミングを工夫し、1つではなくいろいろな工夫をしました。1つのやり方で4ゲームは取れないので、臨機応変に変えていきました。(次はメダル決定戦だが)自分がどんなプレーができるか、向かっていけるかが重要だと思っています。メダルよりも、どう戦うかを重視して戦います」と平野。
「事前に練習したことを全部出せました。悔いのないように試合しようと話していましたが、その言葉の通り、悔いのないプレーができました。(2011年の)ロッテルダムで石川さんと組んで負けていたので、それを思い返して戦術を考えました。右・左のペアと右・右のペアでは違うので、レシーブなどを工夫しました。今まで曇り空のプレーでしたが、やっと今日の試合に晴れたように感じます。(次のメダル決定戦は)今の戦い方のように、どこと当たっても自分たちのプレーをしていきたいと思います。(2009年の)横浜ではメダルを意識しすぎて思うようなプレーができなかったので、その反省を踏まえて、今のように伸び伸びとプレーします」と福原。
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