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第12回全中国運動会5日目① ~女子団体は山東が優勝~

9月1日~10日まで、鞍山市奥体中心体育館(鞍山)にて第12回全中国運動会が開催されている。この大会は4年に1回、40種の競技の中国一が決められる大会だ。中国卓球界ではこの大会の位置づけは非常に高く、レベルの高い争いが繰り広げられている。大会5日目は男女団体の決勝が行われる。女子団体は山東が山西を破り優勝を決めた。
 

20130517-23.jpg2年連続準優勝の山東は念願の全国優勝

20130517-23.jpgトップで陳夢が武楊のカットを打ち抜いた
 
20130517-23.jpg武楊は促進ルールで粘りきれず
 
20130517-23.jpg李暁霞は格の違いを見せつけた
 
20130517-23.jpg顧玉婷が切れのあるプレーで山東の優勝を決めた
 

■女子団体決勝
 山東 3−0 山西
○陳夢 10,6,3 武楊
○李暁霞 3,6,5 李暁丹
○顧玉婷 7,10,5 楊飛飛
 李暁霞 - 武楊
 陳夢 - 李暁丹

世界チャンピオン李暁霞を筆頭に、世界ジュニアチャンピオン陳夢、ジュニアからめきめきと実力をつけてきている顧玉婷とメンバーをそろえた山東は3大会連続の決勝進出しているが、張怡寧の北京チームに3連敗している。対する山西はカット主戦型の武楊に若手李暁丹の活躍で初めての決勝進出。
トップは陳夢がカットの武楊と対戦。カット打ちがうまいとは言えない陳夢だが、第1ゲームの8-8で促進ルールが適用。10-8とリードした武楊が焦りを見せて4失点。第1ゲームのジュースを陳夢が制する。第2ゲームからもラリーを長引かせずに思い切り攻めた陳夢が武楊を圧倒。山東に流れを引き寄せた。
2番は李暁霞に準々決勝、準決勝とラストで決勝点を挙げている好調の李暁丹が挑戦。しかし、両ハンドのパワー、スピード、コース取りなど、あらゆる技術で上回る李暁霞が格の違いを見せつけた。
3番も顧玉婷が流れに乗ってプレー。素早いフットワークに加えて、中陣からも盛り返せるパワーを見せて楊飛飛を一蹴。山東は1ゲームも落とすことなく26年ぶり8大会ぶりの優勝を果たした。


卓レポ.comでは連日の熱戦の様子を最終日の9月10日までお届けします!


今大会の詳細な情報は下記サイトをご覧ください。
中華人民共和国第12届運動会(記録ページ):http://results.liaoning2013.com.cn/Info2013/html/zh-cn/pages/CRS/DisciplineResult.htm?DisciplineCode=TT&DisciplineID=31

 


今大会の模様は卓球レポート11月号(10/20発売)に掲載。
 
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