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第12回全中国運動会7日目③ ~混合複優勝は馬龍・丁寧~

9月1日~10日まで、鞍山市奥体中心体育館(鞍山)にて第12回全中国運動会が開催されている。大会7日目は男女シングルスの3回戦、男女ダブルス1回戦、混合ダブルス準決勝~決勝が行われる。混合ダブルスは馬龍/丁寧の北京ペアが張超/劉詩雯の広東ペアを破って初優勝を飾った。
 

強豪ペアが中国一に輝いた

優勝の瞬間、馬龍と丁寧は本気のガッツポーズで喜びを表した
 
両者のフィジカルを生かしたプレーで広東ペアを上回った
 
張超/劉詩雯は思い切りのいいプレーを見せたが北京ペアに力負け
 
3位には地元遼寧省の翟一鳴/常晨晨が入り会場を盛り上げた
 


■混合ダブルス決勝
馬龍/丁寧(北京) 9,-7,-8,9,5,8 張超/劉詩雯(広東)

■3位決定戦
翟一鳴/常晨晨(遼寧) -7,8,4,11 陳杞/周昕彤(解放軍)

■準決勝
馬龍/丁寧(北京) 5,-9,-8,9,8,9 陳杞/周昕彤(解放軍)
張超/劉詩雯(広東) 6,-14,-5,8,11,3 翟一鳴/常晨晨(遼寧)

混合ダブルスのレベルの高さは今大会を始めて取材して最も驚いたことの1つに挙げられるだろう。近年では中国はシングルスで上位を狙う選手は世界卓球でも混合ダブルスには出場しないことが慣例になっているが、今大会では世界ランキング1位の馬龍と2位の丁寧のペアが実力を発揮して優勝を飾った。
決勝は張超/劉詩雯の広東ペアとの対戦となったが、両者とも男子ダブルスのような激しいラリー展開となり、会場も混合ダブルスとは思えないほどの盛り上がりを見せた。
序盤は馬龍のボールにも前陣でカウンターをするなど男子顔負けのプレーを見せた劉詩雯と思い切り振り抜く両ハンドと巧みなストレート攻撃を見せた張超の広東ペアが優勢に運んだが、後半はフィジカルで勝る北京ペアが気迫のこもったプレーを見せて逆転。うれしい初優勝で北京に念願の金メダル1つ目をもたらした。

3位には地元遼寧省の翟一鳴/常晨晨が入り、会場を盛り上げた。遼寧ペアはコンビネーションのよいペン粒高攻守型の周昕彤とサウスポーの陳杞のペアを攻めきって、表彰台を飾った。


卓レポ.comでは連日の熱戦の様子を最終日の9月10日までお届けします!


今大会の詳細な情報は下記サイトをご覧ください。
中華人民共和国第12届運動会(記録ページ):http://results.liaoning2013.com.cn/Info2013/html/zh-cn/pages/CRS/DisciplineResult.htm?DisciplineCode=TT&DisciplineID=31

 


今大会の模様は卓球レポート11月号(10/20発売)に掲載。
 
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