9月21~23日、神戸市立中央体育館(兵庫)にてスターツ女子ワールドカップが開催されている。予選リーグには20名の選手が参加し、決勝トーナメントに進出する8名の選手を決める。日本からは福原愛、石川佳純、平野早矢香の3選手が出場。福原、石川は予選リーグ第2ステージからの出場。平野は第1ステージを2勝0敗で1位通過し、第2ステージ進出を決めた。
ブイレンコは混戦ブロックを勝ち抜いて第2ステージへ
第1ステージにはエントリーされた20名の選手のうちシード9位から20位の12名の選手が4グループに分かれてリーグ戦を行った。各グループ1位の選手が第2ステージに進出できる。
日本から出場した平野はコムウォン(タイ)、ミャオ(オーストラリア)と同じDグループ。第1試合ではミャオを安定感のある両ハンドドライブで圧倒し4対0で勝利。第2試合はロンドンオリンピックのアジア大陸予選で敗れているコムウォンと対戦。平野は積極的に攻めて3対1とリードするが、コムウォンも思い切りのいいスイングの両ハンドで3対3に。しかし第7ゲームは平野が集中したプレーで11−1と圧倒し、第1ステージ1位通過を決めた。
Aグループは梁夏銀(韓国)がハン(コンゴ)に敗れる波乱が起き、ブイレンコ(ウクライナ)との1勝1敗の三つ巴に。ゲーム率の差でカットのブイレンコが勝ち上がった。
Bグループはリュウ・ジャ(オーストリア)がシン(アメリカ)とリ(ニュージーランド)をベテランらしい巧みな試合運びで破り1位通過。
Cグループはユ・メンユ(シンガポール)が手堅い攻守で世界卓球2013パリベスト8のフ(トルコ)とシルバ(メキシコ)を破り危なげなく第2ステージ進出を決めた。
今大会の詳細な情報は下記サイトをご覧ください。
スターツ2013卓球女子ワールドカップ:http://w-worldcup.kyomycom.net/13kobe/
今大会の模様は卓球レポート11月号(10/20発売)に掲載。