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女子ワールドカップ決勝 ~劉詩雯が2連覇~

9月21~23日、神戸市立中央体育館(兵庫)にてスターツ女子ワールドカップが開催された。最終日は準決勝、3位決定戦についで決勝が行われ、劉詩雯が武楊との同士打ち対決を制して2連覇を達成した。
 

劉詩雯は2連覇、3度目のワールドカップ優勝

完璧なカット攻略で同士打ち対決を制した
 
初の決勝進出を果たした武楊は先輩の前に屈した

3位には両ハンド攻撃で姜華珺を破った馮天薇
 


■決勝
劉詩雯(中国) 3,7,7,2 武楊(中国)

決勝は中国勢の同士打ち対決となったが、2009年、2012年に続いて3度目の決勝進出を果たした世界ランキング1位の劉詩雯と、大会直前でけがのために出場をキャンセルした李暁霞に変わって出場した初出場の武楊の対戦。
回転量や変化に慣れられているため同士打ちには不利と言われるカット主戦型の武楊と、カット打ちには定評のある劉詩雯との対戦は、予想されたとおりの一方的な展開となった。劉詩雯はフォアハンドのループドライブと強打で武楊のカットを攻略。威力のある劉詩雯のドライブに、平野、福原を苦しめた武楊の深いカットが浅くなる。劉詩雯は武楊の攻撃にも落ち着いて対応。危なげない内容でストレートで3度目のワールドカップタイトルを手に入れた。

■3位決定戦
馮天薇(シンガポール) 6,11,10,2 姜華珺(香港)

表彰台をかけた3位決定戦は2008年に3位に入った馮天薇と2010年2位になった姜華珺の対戦。バック面表ソフトラバーの異質攻撃型の姜華珺は速攻を仕掛けるが、馮天薇は安定感のある両ハンドドライブで反撃。2度のジュースを制して勢いに乗った馮天薇が第4ゲームは11−2と圧倒し、2度目の表彰台を決めた。


今大会の詳細な情報は下記サイトをご覧ください。
スターツ2013卓球女子ワールドカップ:http://w-worldcup.kyomycom.net/13kobe/

今大会の模様は卓球レポート11月号(10/20発売)に掲載。

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