混合ダブルスの決勝は張・森薗(東京アート・日立化成)と吉村・石川(愛知工業大・全農)という組み合わせとなった。吉村・石川は昨年に続き2度目の決勝進出。対する張・森薗は安定感のあるペアで危なげなく決勝まで勝ち進んだ。決勝は安定感で勝る張・森薗が、攻撃力のある吉村・石川を破って初優勝を決めた。
<混合ダブルス決勝>
張・森薗(東京アート・日立化成) -6、-15、10、4 吉村・石川(愛知工業大・全農)
第1ゲームは吉村のフォアハンドフリック、ドライブ、石川のカウンターがおもしろいように決まり10-3とリード。張・森薗も6-10と追い上げるが、吉村のフォアハンドドライブが決まり11-6で吉村・石川が先制。第2ゲームは張・森薗がリードするが、8-10から追い上げた吉村・石川がゲームポイントを奪うものの、前陣でラリーにミスの少ない張・森薗が17-15と激しいジュースを制して1対1に。第3ゲームは序盤で吉村のミスが重なり10-6と張・森薗がゲームポイントを握るが、ここから吉村が怒涛の4ポイント連取。しかし、要所で確実にポイントを取る張・森薗が12-10で第3ゲームを取り2対1とリード。第4ゲームは手堅い攻守の張・森薗が大きくリード。10-4から吉村のバックハンドドライブがオーバーして張・森薗の初優勝が決まった。
<混合ダブルス準決勝>
張・森薗(東京アート・日立化成) 6,-8,8,10 笠原弘・笠原多(協和発酵キリン・NTT東日本東京)
吉村・石川(愛知工業大・全農) 6,8,7 松平・若宮(協和発酵キリン・日本生命)
張・森薗は丁寧なプレーの笠原兄妹ペアを攻撃力で上回り、1ゲームを奪われるも危なげなく勝利。吉村・石川は、激しい台上争いを制して、松平・若宮の連係のよさを封じてストレート勝ちを収めた。
記録・タイムテーブル等の情報は日本卓球協会ホームページに掲載されています。
日本卓球協会:http:/www.jtta.or.jp
記録ページ:http://www.jtta.or.jp/AJ/result2013/
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