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2014年世界ジュニア選手権上海大会3日目② 日本男子もベスト4入り

大会3日目は男女団体の決勝トーナメントが行われる。予選を勝ち抜いた8チームが準々決勝から争う。予選首位通過の日本はフランスと対戦し、3対0で勝利。準決勝で中華台北と決勝進出をかけて争う。
 

プレーに安定感が増した酒井

リュイズは思い切ったプレーで吉村に苦戦を強いた

吉村はマッチポイントをしのいで薄氷の勝利

恐るべき体格とパワーの梁靖崑(中国)

中華台北はハンガリーを破りベスト4入り

韓国は香港との激戦を制して準決勝へ

 

<男子団体決勝トーナメント準々決勝>
 日本 3−0 フランス
○村松 11, 6,3 アクジュ
○酒井 5,9,7 カサン
○吉村 -2,3,-8,13,4 リュイズ

村松は昨日は控えていた両ハンドの攻撃を織り交ぜてアクジュにストレート勝ち。酒井も安定したバックハンドからの展開で優位に進め3対0。日本が流れを引き寄せたが、3番吉村は先に仕掛けるリュイズに遅れを取って、持ち前の鋭い両ハンドの出番がない。吉村のチキータに対しても回り込んでのカウンターを見せるなど、強気のプレーのアクジュが第4ゲームでマッチポイントを握るが、吉村は落ち着いたプレーでこれを何とかしのいで、最終ゲームにつなげた。力が抜けた吉村が、中陣からバックハンドドライブをストレートに決めるなどして、最後は引き離した。クールにプレーしているかに見えた吉村だが、試合後は「心臓が飛び出るかと思った」とコメント。日本代表として団体戦を戦うプレッシャーの大きさは相当のものなのだろう。

このほか、中国は于子洋が台上プレーで中指をケガしながらもケルベリにフルゲームの末に勝利。スウェーデンも善戦はしたが、ストレート負けを喫した。中華台北は危なげなくハンガリーにストレート勝ち。準決勝で日本と対戦する。
香港との激戦を制した韓国もベスト4入り。女子が準々決勝でアメリカに敗れていただけに、観客席からの応援にも気合いが入っていた。準決勝で中国に挑む。



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今大会の模様は卓球レポート2月号に掲載します。

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