大会6日目は男女シングルスの1回戦、男女ダブルスの予選~2回戦、混合ダブルス3回戦・準々決勝が行われた。混合ダブルスは、日本ペアの酒井/前田が敗れ、ベスト4を中国が独占した。
プカール/ラコバッチはチャンスを生かせず中国ペアに惜敗
ホ・カンキ/ドゥー・ホイケンも善戦したが……
<混合ダブルス準々決勝>
薛飛/劉高陽(中国) 6,5,-9,12,7 ホ・カンキ/ドゥー・ホイケン(香港)
王楚欽/陳幸同(中国) 7,-10,10,7,-9,7 プカール/ラコバッチ(クロアチア)
呂翔/王曼昱(中国) 7,-4,-5,5,10,9 劉丁碩/朱朝暉(中国)
于子洋/何卓佳(中国) 7,7,6,-5,10 酒井/前田(日本)
ベスト8に残ったのは中国が5ペア、香港、クロアチア、日本がそれぞれ1ペア。地元中国から出場した6ペアのうち、敗れたのは梁靖崑/陳可の1ペアのみ。
エチェキ/バリント(ハンガリー/ルーマニア)のヨーロッパ国際ペアを3回戦で破り、ベスト8入りを果たした酒井/前田は、準々決勝で于子洋/何卓佳(中国)と対戦。日本ペアは酒井がリスクを負って攻めるも、サウスポーの于子洋の攻撃力とつなぎに徹してミスをしない何卓佳という手堅いコンビネーションの前に勝機を見いだすことができなかった。
ベスト8唯一のヨーロッパペア、プカール/ラコバッチは、両者の厳しいレシーブを軸に王楚欽/陳幸同と互角の戦いを展開するが、第3ゲームのリードを生かせずに中国ペアに軍配。
第1シードの香港ペアも薛飛/劉高陽に善戦はする物の、第4ゲームの競り合いを落として表彰台には届かず。中国勢が表彰台を独占するという他国には悔しい結果に終わった。
<混合ダブルス準決勝の組み合わせ>
薛飛/劉高陽(中国) 対 王楚欽/陳幸同(中国)
呂翔/王曼昱(中国) 対 于子洋/何卓佳(中国)
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今大会の模様は卓球レポート2月号に掲載します。