大会7日目は男女シングルスの2回戦~準々決勝、男女ダブルス準々決勝~準決勝、混合ダブルス準決勝が行われる。女子シングルス準々決勝には平野と伊藤が勝ち残ったが、ともに中国選手に敗れベスト4入りはならなかった。
朱朝暉は初のベスト4進出
伊藤、中国の壁を崩せず
王曼昱は昨年に続き準決勝進出
異質型の何卓佳が劉高陽を破り4強入り
<女子シングルス準々決勝>
朱朝暉(中国) -12,9,6,5,6 平野美宇(日本)
陳可(中国) 7,2,-12,-9,-8,6,7 陳幸同(中国)
王曼昱(中国) 5,7,4,6 伊藤美誠(日本)
何卓佳(中国) -7,-7,8,9,8,-9,5 劉高陽(中国)
平野は左シェークドライブ攻撃型の朱朝暉と対戦。体格もよくパワーもある朱朝暉は、平野の決まったかと思われたボールにもカウンターするなど、強いフィジカルを生かしたプレーでラリーに強い平野を4対1と圧倒。
陳可対陳幸同はハイレベルなラリー戦となったがサウスポーの陳可がワイドなコース取りのドライブで沈降道のフォア側を狙って、接戦を制した。
伊藤は得意のバックハンド強打に活路を見いだしたが王曼昱の威力があり安定した両ハンドドライブを押さえきれずにあえなくストレート負け。
昨年2位で優勝候補の劉高陽バック面表ソフトラバーの何卓佳に敗れた。攻める劉高陽に守る何卓佳という展開となったが、劉高陽はチャンスボール以外はリスクを負って攻めない何卓佳を攻めきれずにベスト8に終わった。
混合ダブルスに続き、女子シングルスでも中国がベスト4を独占した。
<女子シングルス準決勝>
朱朝暉(中国) 対 陳可(中国)
王曼昱(中国) 対 何卓佳(中国)
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今大会の模様は卓球レポート2月号に掲載します。