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世界卓球2015蘇州大会3日目⑨ 男子複、日本の2ペアが2回戦突破

全種目の決勝トーナメントが始まる大会3日目、この日最後に行われたのは男子ダブルス2回戦。日本の丹羽/松平、森薗/大島はともに勝利を挙げメダル獲得に1歩近づいた。
 

松平/丹羽は速攻でエジプトペアを一蹴

森薗/大島はドイツペアを撃破

優勝候補筆頭の許昕/張継科が国際ペアに打ち勝った

期待のボル/馬龍は2回戦で姿を消した


<男子ダブルス2回戦(日本選手関係)>
松平/丹羽 10,5,6,7 K.アサール/O.アサール(エジプト)
森薗/大島 -11,9,6,2,-9,3 フランチスカ/シュテーガー(ドイツ)

松平/丹羽はエジプトペアに対して早い打球点で攻めて、勝負どころでも思い切りのよいプレーを見せて3ゲームを連取。大きなラリーになっても体格のよいエジプトペアに引けを取らない日本ペアが危なげなくストレート勝ちを収めてベスト16入りを決めた。3回戦ではアポロニア/モンテイロ(ポルトガル)と対戦。

森薗/大島は会場の雰囲気にも慣れてきたか、連係の良さも出てきてドイツの強豪ダブルス、フランチスカ/シュテーガーを、台上からアグレッシブに攻めて4対2で退けた。両者ともダブルスのみの出場ということもあり、この試合にかける意気込みが伝わってくる試合内容だった。3回戦で江宏傑/黄聖盛(中華台北)を破ったディヤス/ゴラク(ポーランド)と対戦する。

またこの2回戦で最も会場の注目を集めた、ボル/馬龍(ドイツ/中国)対許昕/張継科(中国)は、非常にハイレベルな見応えのあるラリー戦となった。両者譲らず真剣勝負となったこの試合を4対2で制したのは地元中国のエースペア許昕/張継科。特に許昕はラリーで大きなフットワークとフルスイングのフォアハンドで観客を驚かせるようなプレーを随所で見せた。

 

今大会の模様は卓球レポート6月号(5月20日発売)に掲載

公益財団法人日本卓球協会:http://www.jtta.or.jp
世界卓球2015蘇州/公式サイト(中国語/英語):http://www.suzhou2015.org/
国際卓球連盟(ITTF)世界卓球2015蘇州(英語):
http://www.ittf.com/competitions/competitions2.asp?Competition_ID=2503&category=WTTC

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