男子ダブルス3回戦、松平/丹羽はポルトガルペア、森薗/大島はポーランドペアと、ともにヨーロッパペアを下して、初のベスト8入りを果たした。
<男子ダブルス3回戦(日本選手関係)>
松平/丹羽 8,-9,9,-3,6,5 アポロニア/モンテイロ(ポルトガル)
森薗/大島 7,6,7,10 ディヤス/ゴラク(ポーランド)
日本ペアは丹羽の台上プレーを軸とした組み立てで先制。ポルトガルペアも安定感を重視したプレーで1ゲームを返す。日本ペースで進む第3ゲームだが、9-3から9-9に追いつかれるも日本ペアが逃げ切り2対1に。第4ゲームは松平のプレーが冴えず、ポルトガルペアが流れをつかんで11-3。
第5ゲームは再び日本ペアが勢いを取り戻し、丹羽の台上プレーからチャンスをつくり、日本ペアが王手。第6ゲームも日本がリード。6-4とリードしたところでポルトガルがタイムアウト。しかし、淡々とゲームを進める日本ペアの勢いを止められず、日本ペアがベスト8入りを決めた。準々決勝で北朝鮮ペアに勝利すれば初のメダル獲得となる。
2回戦でフランチスカ/シュテーガーのドイツペアを破った森薗/大島は、序盤から声を出して勢いのあるプレーでポーランドペアに隙を与えず、第1ゲームを先制。日本ペアはフットワーク、両ハンドのパワーでも体格のよいヨーロッパペアに引けを取らず、大きなラリーでも互角以上の戦い。相手の逆横回転のサービスを研究して攻略した成果を見せて見事ストレート勝ちでベスト8入りを決めた。明日の準々決勝で許昕/張継科(中国)に挑む。
今大会の模様は卓球レポート6月号(5月20日発売)に掲載
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