ITTFワールドツアー・ジャパンオープン(6月24~28日・グリーンアリーナ神戸)が開催されている。大会3日目は21才以下男女シングルスの決勝、男女シングルスの1~2回戦、男女ダブルスの1回戦が行われた。女子シングルスは1回戦と2回戦の一部が行われ、石川、福原、伊藤、若宮の日本選手4名が勝利を収めた。
<女子シングルス1回戦(日本選手関係)>
丁寧(中国) 4-0 平野美宇(JOCエリートアカデミー)
伊藤美誠(スターツSC) 4-2 劉斐(中国)
リ・ジャオ(オランダ) 4-2 石垣優香(日本生命)
石川佳純(全農) 4-3 リン・エ(シンガポール)
田志希(韓国) 4-0 平野早矢香(ミキハウス)
若宮三紗子(日本生命) 4-3馮天薇(シンガポール)
ドゥー・ホイケン(香港) 4-1 森薗美咲(日立化成)
福原愛(ANA) 4-1陳思羽(中華台北)
<女子シングルス2回戦(日本選手関係)>
石川佳純 4-0 リ・ジャオ
若宮三紗子 4-2 田志希
世界ランキング5位の石川は1回戦でリン・エ(シンガポール)に苦しめられたものの、この苦境を乗り切ると、2回戦ではリ・ジャオ(オランダ)を完封した。
福原は陳思羽(中華台北)を、バックハンドを主体とした攻めで破り、2回戦進出、次戦では徐孝元(韓国)と対戦。
世界卓球でベスト8に進出した伊藤は1回戦で中国の劉斐と対戦。カット主戦型の相手に先制点を奪われたが、第2ゲーム以降は緩急をつけたカット打ちでペースを握った。次戦では世界チャンピオン、丁寧(中国)と対戦。
若宮は1回戦で世界ランキング4位の馮天薇(シンガポール)をゲームオールの末に下すと、2回戦でも自身よりランキングの高い田志希(韓国)に勝利。ラリー戦での粘り強さが光った。
このほか、丁寧、劉詩雯ら中国選手が順当に次のラウンドに駒を進めている。
今大会の模様は卓球レポート8月号(7月20日発売)に掲載
公益財団法人日本卓球協会:http://www.jtta.or.jp
ジャパンオープン・荻村杯2015:http://japan-open.kyomycom.net/15kobe/
国際卓球連盟(ITTF):http://www.ittf.com/