ITTFワールドツアー・ジャパンオープン(6月24~28日・グリーンアリーナ神戸)が開催されている。大会3日目は21才以下男女シングルスの決勝、男女シングルスの1~2回戦、男女ダブルスの1回戦が行われた。日本選手同士の戦いとなった21才以下男子シングルスは大島祐哉が吉田雅己に3対1で勝利。力強い両ハンド攻撃で吉田を破り、昨年11月のロシアオープン以来の21才以下男子シングルスでの優勝を果たした。
大島が力のある両ハンドで同士打ちを制した
バックハンドにも進化を見せた大島
吉田は一矢報いるも、大島のパワーの前に敗れた
<21才以下男子シングルス決勝>
大島祐哉(早稲田大) 4、6、-7、6 吉田雅己(愛知工業大)
大島は第1ゲームで6対0と大きくリードすると、その勢いを持続して先制。続く、第2ゲームも吉田のサービスに対してチキータで積極的に攻めるなど、ゲームの主導権を握り、2ゲームを連取。しかし、第3ゲームは後がない吉田が攻勢をかけて1ゲームを奪取。第4ゲームは吉田が大島のバック側を突く展開で好機を狙ったが、大島が力のあるバックハンドで得点を重ねた。ゲームのリズムをつかんだ大島はフォアハンドの強打だけではなく、バックハンドにも進化を見せ、吉田に3対1で勝利。男子シングルスで予選敗退となった悔しさを晴らす結果となった。
今大会の模様は卓球レポート8月号(7月20日発売)に掲載
公益財団法人日本卓球協会:http://www.jtta.or.jp
ジャパンオープン・荻村杯2015:http://japan-open.kyomycom.net/15kobe/
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