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世界卓球2016クアラルンプール6日目 男子のベスト4が出そろう

世界卓球2016クアラルンプール(2月28日~3月6日)6日目は男女決勝トーナメント準々決勝と女子決勝トーナメント準決勝の一部が行われた。男子決勝トーナメント準々決勝では日本、韓国のほか、中国、イングランドが4強入りを果たした。
 

許昕の勝利で準決勝進出を決めた中国

イングランドはピッチフォードが2得点の活躍

イングランドは勝利後、メダル獲得をチームで喜んだ


<男子決勝トーナメント準々決勝>
 中国 3−0 スウェーデン
○馬龍 6,9,7 M.カールソン
○樊振東 10,11,5 K.カールソン
○許昕 6,9,7 Jon.パーソン
 馬龍 ー K.カールソン
 樊振東 ー M.カールソン

 イングランド 3−2 フランス
 ドリンコール -9,-8,-8 S.ゴズィー○
○ピッチフォード 8,6,9 ルベッソン
 ウォーカー -8,-5,7,-7 フロール○
○ピッチフォード 10,-19,9,9 S.ゴズィー
○ドリンコール 13,-8,-9,9,11 ルベッソン

大会8連覇を目指す中国はスウェーデンと対戦。1番の馬龍はフォア面に表ソフトラバーを使うM.カールソンに迫られる場面もあったが、ゲームを奪われることなく、勝利してチームの先陣を切った。続く樊振東はK.カールソンの粘り強いプレーの前に苦戦。それでも、1ゲームも落とすことなく勝利。要所を締めるさすがの戦いぶりで3番へとバトンを渡した。3番の許昕は驚異的なフットワークを生かした攻撃でJon.パーソンを下し、チームの勝利を決めた。第1ステージではゲームを落とす場面も見られた中国だが、準々決勝では3選手全員がストレート勝ちと徐々にエンジンがかかった感がある。準決勝では決勝進出をかけて韓国と対戦する。

イングランド対フランスの一戦は最後までもつれる熱い戦いとなった。1、2番は両チームが1点ずつ取り合い、3番ではフロールが勝利してフランスがベスト4進出に王手をかけた。しかし、イングランドは4番のピッチフォードがS.ゴズィーに勝利。各ゲームともに接戦となり、好ラリーが続出した試合だったが、重要な局面でことごとく得点を挙げたピッチフォードが上回った。迎えた5番はドリンコールとルベッソンの戦いとなった。第3ゲームを終えて2対1とルベッソンがリードしたが、ドリンコールが第4ゲームを奪うと、最終ゲームも10-6とリードしてマッチポイントをつかんだ。しかし、ここから弱気になったかドリンコールがあと一点を奪うことができず10-10になりジュースに突入。続くプレーでもルベッソンが得点を挙げ、マッチポイントを奪われたドリンコール。絶体絶命のピンチだったが、ここから再び反撃。打ち合いでひけを取らずに追いつくと、3連続得点を挙げて13-11で勝利。劇的な形で勝利を収めたドリンコールが喜びを爆発させると、チームメートもドリンコールのもとにかけより全員で勝利を喜んだ。1983年東京大会以来33年ぶりのメダル獲得を決めたイングランドは準決勝で日本と対戦する。


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今大会の模様は卓球レポート4月号(3月20日発売)に掲載

公益財団法人日本卓球協会:http://www.jtta.or.jp
世界卓球2016クアラルンプール/公式サイト(英語):http://www.perfectwttc2016.com.my/
国際卓球連盟(ITTF)世界卓球2016クアラルンプール(英語):
http://www.ittf.com/competitions/competitions2.asp?Competition_ID=2587&category=WTTC

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