男子ダブルス準々決勝では丹羽孝希/吉村真晴(明治大/名古屋ダイハツ)が馬龍/許昕(中国)と対戦。序盤から激しいラリー戦が繰り広げられたが、中国ペアの強烈なドライブが日本ペアのミスを誘い、1ゲームを先取。反撃したい丹羽/吉村はチャンスで確実に決める精度の高さが光り、第2ゲームを奪取。このまま勢いに乗りたい第3ゲームは序盤でリードを広げた。しかし、リードされた中国ペアのタイムアウト後、試合の状況は一変。ラリー戦で強さを発揮した中国ペアが第3ゲームを取って勝利に王手をかけた。続く、第4ゲームはスタートから中国チームの攻撃の前に点差を離された日本ペア。点差を少しずつ詰めたものの競った場面でのミスが目立ち、1対3で敗れた。
女子ダブルス準々決勝では浜本由惟/早田ひな(JOCエリートアカデミー・大原学園/希望が丘高)がユ・メンユ/ツォウ・イーハン(シンガポール)に挑むも1対3で敗戦。第1ゲームを先制した日本ペアだったが、第2ゲーム以降は相手の精度の高いプレーに苦しみ、逆転負けを喫した。
そのほかの結果は以下の通り。男女ともに中国ペアが順当に勝ち残っている。
<男子ダブルス準々決勝>
カルデラーノ/ツボイ(ブラジル) -5,-8,5,9,6 ケルベリ/K.カールソン(スウェーデン)
荘智淵/黄聖盛(中華台北) 7,10,9 鄭栄植/李尚洙(韓国)
馬龍/許昕(中国)6,-10,8,8 丹羽孝希/吉村真晴(明治大/名古屋ダイハツ)
樊振東/張継科(中国) 不戦勝 何鈞傑/唐鵬(香港)
<女子ダブルス準々決勝>
鄭怡静/黄怡樺(中華台北) 5,9,-5,13 サマラ/スッチ(ルーマニア)
丁寧/李暁霞(中国) -9,11,4,9 杜凱琹/姜華珺(香港)
ユ・メンユ/ツォウ・イーハン(シンガポール) -9,5,7,9 浜本由惟/早田ひな(JOCエリートアカデミー・大原学園/希望が丘高)
劉詩雯/朱雨玲(中国) 8,4,6 李皓晴/帖雅娜(香港)
今大会の模様は卓球レポート8月号(7月20日発売)に掲載
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