女子ダブルス準決勝第2試合は劉詩雯/朱雨玲(中国)がユ・メンユ/ツォウ・イーハン(シンガポール)を逆転で下して決勝進出を果たした。
劉詩雯(左)/朱雨玲が逆転勝ちで決勝進出
ユ・メンユ(左)/ツォウ・イーハンは先制するも勝利ならず
<女子ダブルス準決勝>
劉詩雯/朱雨玲(中国) -6,2,3,8 ユ・メンユ/ツォウ・イーハン(シンガポール)
世界卓球2015蘇州の優勝ペアである劉詩雯/朱雨玲に対して、ユ・メンユ/ツォウ・イーハンのシンガポールペアは第1ゲームからキレのあるプレーでリードを広げる。ドライブの応酬では中国ペアにミスが目立つなど、11-6でシンガポールペアがゲームを先制した。
出足でゲームの流れをつかむことができなかった劉詩雯/朱雨玲だが、第2ゲーム、第3ゲームはシンガポールペアを圧倒。相手のボールに対してタイミングが合い始め、空いたスペースを的確に打ち分ける技術の高さで相手を圧倒した。
第4ゲームも中国ペアがミドルへの厳しい攻撃などでゲームの主導権を握り続けた。劉詩雯の打球点の早い前陣での攻撃と朱雨玲の精度の高い両ハンドドライブという両者の持ち味も出て、リードを保った中国ペア。シンガポールペアは勝機を見いだそうと食らいついたが、勝負どころで得点を挙げる中国ペアには及ばず準決勝敗退となった。
今大会の模様は卓球レポート8月号(7月20日発売)に掲載
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