女子シングルス準々決勝第2試合は李暁霞(中国)と朱雨玲(中国)が対戦。同士打ちとなった一戦は朱雨玲がラリー戦を制して準決勝進出。4強入りを果たした。
朱雨玲は終始攻撃的なプレーで李暁霞を破った
ドライブにミスが目立った李暁霞は準々決勝で敗退
<女子シングルス準々決勝>
朱雨玲(中国) 8,9,-5,12,6 李暁霞(中国)
過去の対戦成績では李暁霞が2勝1敗とリードしているが、このゲームでは朱雨玲が第1ゲームを先制する。
巻き返したい李暁霞は第2ゲームを8-4とリードするが、ここから朱雨玲に5連続得点で逆転されると、9-11でゲームを連取された。両ハンドドライブにミスが目立つ李暁霞。首をかしげるシーンが見られるなど、精彩を欠き、リードを許す展開となった。
第3ゲームは朱雨玲のドライブに対して、前陣でドライブをかけ返すプレーで得点を奪い、11-5とゲームを取り返したが、第4ゲームはリードをしたところから逆転でゲームを落とした。朱雨玲は李暁霞がつないで返したボールに対して、すかさず強打を仕掛けるなど、前がかりなプレーで流れをつかみ、準決勝進出に王手をかけた。
第5ゲームも李暁霞は朱雨玲の攻勢の前に主導権を握ることができず。朱雨玲がバックハンドで得点を重ねるなど、世界女王を相手にリードをし続けて11-6で勝利。準決勝進出を果たした。
今大会の模様は卓球レポート8月号(7月20日発売)に掲載
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