1. 卓球レポート Top
  2. 大会
  3. 国内大会
  4. インターハイ
  5. 総社インターハイ2016
  6. 総社インターハイ3日目③ 昨年ベスト4の瓊浦が大阪桐蔭に敗れる

総社インターハイ3日目③ 昨年ベスト4の瓊浦が大阪桐蔭に敗れる

各コートで熾烈を極めた男子学校対抗3回戦。愛工大名電(愛知)、野田学園(山口)、遊学館(石川)といったシード校が勝ち上がりを決める中、昨年ベスト4の瓊浦(長崎)が大阪桐蔭(大阪)に2対3で敗れる波乱があった。

 

瓊浦は大阪桐蔭に逆転負けを喫し、3回戦敗退
 
龍谷大平安は接戦をものにして8強入り
 
地元・関西は杜若に勝利。その勢いは止まらない


鶴岡東はサウスポーダブルスが勝利に大きく貢献


遊学館の出雲は気迫のプレーで激戦を制した


 瓊浦は近畿チャンピオンの大阪桐蔭と対戦。1番で李佳睿が菅沼に敗れたものの、エースの中ノ瀬が単複で得点して2対1と勝利に王手をかけた。しかし、4番、5番では大阪桐蔭の上村、石脇の攻勢の前に勝機を見いだせず逆転負け。昨年のインターハイを経験したメンバーが残っており、今大会でも上位進出を狙ったが3回戦で姿を消すことになった。勝利した大阪桐蔭の山岡監督は「ダブルスを落として苦しくなりましたが、選手たちが思い切ってプレーをしてくれました。今大会はここまでいい流れできているから、準々決勝は勝敗を考えずに戦いたいです」と、試合を振り返り、次戦へ向けての思いを語った。

 京都予選で強豪の東山を破ってインターハイ出場を決めた龍谷大平安はシードの出雲北陵(島根)を破って、ベスト8進出を果たした。龍谷大平安は、1番の今田、2番の馬場が勝利して勝利に王手をかけると、3番のダブルスは敗れたが、4番の南﨑がゲームオールの苦しい試合をものにして8強進出を果たした。敗れはしたものの出雲北陵は、3番のダブルスで相手のマッチポイントをしのいで勝利するなど、最後まで粘りを見せた。「インターハイで簡単には負けられない」という意地を見せてくれた出雲北陵の選手たちにも拍手を送りたい。

 昨日、快進撃を見せた関西(岡山)は今日も躍動。シードの杜若(愛知)を3対0で破る強さを見せた。柏、金光らを軸に、主将の田口が得点源となるなど、チーム一丸でトーナメントを勝ち上がっている。昨日に続き、選手、ベンチ、観客席が一体となっている関西。今大会のダークホース的な存在となっているだけに、準々決勝でもその戦いに注目が集まる。

 このほか鶴岡東(山形)が明徳義塾(高知)に3対1で勝利。葉波/中橋のサウスポーダブルスがゲームオールの接戦を制してベスト8入りに大きく貢献した。

第1シードの愛工大名電は上宮(大阪)に3対0で勝利。第2シードの野田学園は北陵(佐賀)をストレートで破った。遊学館は静岡学園(静岡)に苦しめられたが、出雲、五十嵐らが得点を挙げて3対1でベスト8入りを決めた。3回戦の結果は以下の通りとなっている。

■男子学校対抗3回戦
愛工大名電(愛知) 3対0 上宮(大阪)
鶴岡東(山形) 3対1 明徳義塾(高知)
希望が丘(福岡) 3対1 青藍泰斗(栃木)
遊学館(石川) 3対1 静岡学園(静岡)
大阪桐蔭(大阪) 3対2 瓊浦(長崎)
龍谷大平安(京都) 3対1 出雲北陵(島根)
関西(岡山) 3対0 杜若(愛知)
野田学園(山口) 3対0 北陵(佐賀)

 

●男女学校対抗の勝ち上がりは下記の通りとなっています

男女学校対抗勝ち上がり(PDF)

卓レポ.comでは本サイトのほかにツイッター(https://www.twitter.com/takurepo/)でもリアルタイムの情報を配信します。是非ご覧ください。

試合の詳細な記録は下記サイトをご覧ください。
平成28年度全国高等学校総合体育大会:http://www.koukousoutai.com/2016soutai/
全国高等学校体育連盟卓球専門部:http://www.koutairen-tt.net/
今大会の模様は卓球レポート10月号(9/20発売)に掲載予定です。
 

 

\この記事をシェアする/

Rankingランキング

■大会の人気記事

NEW ARTICLE新着記事

■大会の新着記事