大会3日目に行われた女子団体決勝では明徳義塾が総合力の高さを見せ、昨年に続いて王座をつかんだ。
明徳義塾が2連覇達成!
里川は杉田とのラリー戦を制してチームに得点をもたらした
大会を通してチームに良い流れをつくった高田(左)/徳田
決勝は苦しい展開となるも、気迫あふれるプレーで勝利を収めた船場
昇陽はチームの中心である皆川が決勝進出の大きな原動力となった
女子団体決勝は明徳義塾対昇陽の顔合わせとなった。明徳義塾は準決勝で優勝候補の一つとされていた四天王寺を3対2で破り、昨年に続いて決勝進出を果たした。一方、春の選抜を制し、今大会も上位進出が予想された昇陽は順当に勝ち進むと、準決勝で昨年2位の横浜隼人に3対1で勝利し、ファイナルの舞台に勝ち進んだ。
両校は春の選抜でも対戦しており、そのときは3対2で昇陽が勝利を収めている。リベンジに燃える明徳義塾はトップで岡田が相手エースの皆川に敗れたが、2番の里川がコースを突いたプレーで杉田を揺さぶって勝利。スコアを1対1にした。同時に進行された3番の高田/徳田と4番の船場はいずれも1対2とリードを許す苦しい展開になったが、攻めの姿勢を貫き、いずれも逆転勝利。どこからでも得点が取れる総合力の高さで昨年に続いて王座をつかんだ。
昇陽は昨年のベスト4からワンランクアップ。決勝は敗れはしたものの、エースの皆川をはじめ、各選手が力を発揮して素晴らしい試合を見せた。
四天王寺は1年生の菅澤の活躍が光った
横浜隼人はサウスポーの青木がチームを支えた
ベスト4には四天王寺と横浜隼人が入賞。四天王寺は明徳義塾に破れ、王座奪還とはならなかったが、1年生の菅澤らが奮闘した。昨年2位の横浜隼人は初優勝には届かなかったが、サウスポーの青木を中心に4強入りを果たした。
卓レポ.comでは本サイトのほかにツイッター(https://www.twitter.com/takurepo/)でも情報を配信しています。是非ご覧ください。
試合の詳細な記録は下記サイトをご覧ください。
第47回全中 卓球:http://47thzenchutt2016.com
今大会の模様は卓球レポート10月号(9/20発売)に掲載予定です。