大会2日目は男女団体の第2ステージが行われ、明日からの決勝トーナメントに駒を進める8チームが決まる。日本女子は初戦でアメリカに快勝。さい先の良いスタートを切った。
伊藤は第1ゲームを奪われたが、自分のペースをつかんで実力勝ち
初出場の早田も硬さは見られず好プレーを見せた
ブラジルのタカハシは金星を逃す
<女子団体第2ステージグループE第1試合>
日本 3-0 アメリカ
○平野 4,6,7 A.ワン
○伊藤 -9,6,9,3 C.ワン
○早田 7,7,4 ヤン
伊藤 - A.ワン
平野 - C.ワン
日本女子は初戦となった第2ステージ第1試合のアメリカ戦を3対0で快勝。6年ぶりの優勝に向けて好スタートを切った。
日本は平野、伊藤、早田という高校1年生の3人を起用。トップの平野は威力のある両ハンドで危なげなくストレート勝ち。
2番の伊藤も第1ゲームは落としたものの、いろいろなプレーを試しながらしっかり勝ちきり日本が2対0。
3番の早田は初出場ながら、軽快なフットワークと思い切ったプレーで世界ジュニア初勝利を挙げた。 昼休憩を挟んで、第2試合の中華台北戦に臨む。
また、中国対ブラジルで、シニアのブラジル代表にもなったタカハシが2番で石洵瑶から最終ゲーム10対6とマッチポイントを握ったが、逆転を許し、金星を逃した。
■呉光憲ジュニア女子監督
全体的には80%くらいのいいスタートの試合をしてくれたと思います。オーダーは伊藤美誠をエースで使いました。平野美宇はいつも緊張しますが、いいスタートを切ってくれました。美誠の第1ゲームはいつも厳しい展開になってしまうんですが、今回もその通りになってしまいました。第2、第3ゲームは自分のペースでできたことを褒めてあげたいと思います。早田ひなは今回、世界ジュニアが初めてですが、自分の持ってるフォアハンドの攻撃パターンが使えていて、すごくよかったと思います。この調子でいけば、問題なくいい成績を残せるんじゃないかと思っています。
次は中華台北ですが、相手によってオーダーは変えないといけないと思っています。いろいろやってみないとわからないので。
選手たちに話してきたのは、我々はランキングは高いけれど、実際同じ年齢、同じ舞台で戦えばわからない。相手も強い。そう考えて、一戦一戦頑張っていけば勝てるということです。
女子のチームは明るいので、到着が遅れたことの影響もまったく感じさせず安心しています。
私は今大会が最後になるので、最後には花を咲かせて、次の指導者に連続優勝の重い責任感を与えて終わりたいと思っています(笑)。
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