大会7日目は、男女シングルスの2回戦~準々決勝、男女ダブルスの準々決勝、準決勝、混合ダブルスの準決勝が行われる。女子シングルス2回戦では優勝候補の伊藤が韓国のカット主戦型、金裕珍に敗れる波乱が起きた。早田も団体で勝っている孫芸禎に敗れ2回戦敗退となった。一方で、加藤は劉煒珊を破ってベスト8入りを決めた。
<女子シングルス3回戦>
平野(日本) 5,9,5,8 トリゴロス(ベラルーシ)
石洵瑶(中国) 5,-4,6,-8,8,6 蘇慧音(香港)
金智淏(韓国) 11,-10,-5,8,11,7 C.ワン(アメリカ)
加藤(日本) -9,7,4,-4,8,5 劉煒珊(中国)
孫芸禎(中国) -11,8,2,5,4 チェルノレイ(ロシア)
麦子詠(香港) 7,8,-7,7,8 A.ディアス(プエルトリコ)
ディアコヌ(ルーマニア) 9,7,10,-4,8 マラニナ(ロシア)
金裕珍(韓国) 2,5,5,-6,9 ザリフ(フランス)
<女子シングルス2回戦>
平野(日本) 3,9,10,-11,10 シェルバティ(ロシア)
トリゴロス(ベラルーシ) 9,-10,-6,1,5,10 ドラゴマン(ルーマニア)
石洵瑶(中国) 9,9,7,1 ミゴ(フランス)
蘇慧音(香港) 9,5,-5,-9,5,10 プライアン(ルーマニア)
金智淏(韓国) 8,3,9,4 タカハシ(ブラジル)
C.ワン(アメリカ) 8,6,10,2 タイラコワ(ロシア)
劉煒珊(中国) 6,5,13,3 カマト(インド)
加藤(日本) 7,3,6,9 蔡育勤(中華台北)
孫芸禎(中国) 10,8,5,-9,3 早田(日本)
チェルノレイ(ロシア) 7,6,3,-5,9 ボルフ(ドイツ)
麦子詠(香港) -9,9,-11,6,7,6 ルプレスク(セルビア)
A.ディアス(プエルトリコ) -6,9,-10,-6,8,3,7 A.ワン(アメリカ)
ディアコヌ(ルーマニア) 3,5,-8,5,1 呉憶樺(香港)
マラニナ(ロシア) -4,9,4,9,-5,6 袁媛(中国)
ザリフ(フランス) 4,7,-9,5,1 ホルムステン(スウェーデン)
金裕珍(韓国) 8,-10,-2,10,-7,8,4 伊藤(日本)
団体で優勝を果たし、シングルスの4シードを獲得している日本選手だが、2回戦で早くも、早田と伊藤が姿を消した。早田は団体戦決勝の3番でストレートで破っている左利きの孫芸禎に4対1で敗れて2回戦敗退という悔しい結果に終わった。団体全勝で優勝候補筆頭に挙げられていた伊藤だが、韓国のカット主戦型、金裕珍の変化に対応しきれずに、終盤はカット打ちにミスが出て惜敗。最終日を待たずに全種目を終えるという結果になった。
環境になじめない部分のあった平野は自分のプレーを取り戻し、パワフルな両ハンドの連続攻撃でヨーロッパ選手を連破。日本勢が次々に姿を消す中、優勝への期待がかかる。
団体では1試合の出場にとどまった加藤だが、今大会中国の主力である劉煒珊をバックハンドからの展開で主導権を握り4対2と退けた。加藤は「バック対オールのつもりでやった」と、相手のバック側にボールを徹底して集め、勝機をつかんだ。
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