大会最終日は男子シングルス準決勝で幕を開けた。第1試合で注目の13歳張本智和がこのトーナメントで2人目の中国人選手を破り、決勝進出を決めた。趙勝敏は香港の呉柏男の対戦し、左腕からの柔らかい両ハンドで呉柏男を退け、初のファイナルに挑戦する。
<男子シングルス準決勝>
張本智和(日本) 6,10,11,-9,-10,3 楊碩(中国)
趙勝敏(韓国) 5,7,7,-8,7 呉柏男(香港)
驚異の13歳がついに決勝に勝ち残った。
3回戦で優勝候補の徐海東(中国)を破った張本は、楊碩からも前陣バックハンドで得点を重ね3対0とリード。第4ゲーム、好ラリーから得点した楊碩が勢いづき、第4ゲームを逆転。第5ゲーム、張本は10-8とマッチポイントを握るが、フォアクロスのボールをバックハンドでブロックしたボールがネットミスし、またしても楊碩。第6ゲームは序盤から飛ばした張本が8-1と大きくリード。このリードを保った張本が決勝進出を決めた。
呉柏男は準々決勝で黄建都(中華台北)を破ってベスト4入りを果たした。派手さはないが、台上もラリーもそつなくこなすオールラウンダーだ。サウスポーでセンスのある趙勝敏は第1ゲームからレシーブで横入れを見せるなど本領発揮。ボールに緩急をつけて一方的に攻め込ませず、自分のペースで試合を進め、4対1で勝利。決勝で張本と戦う。
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