12月8~11日までワールドツアー・グランドファイナルがドーハ(カタール)で開催されている。21歳以下男子シングルス準決勝は、村松雄斗(東京アート)が及川瑞基(専修大学)との同士打ちに4対1で勝利。明日の決勝へと駒を進めた。
<21歳以下男子シングルス準決勝>
廖振珽(中華台北) 8,8,6,4 アクジュ(フランス)
村松雄斗(東京アート) 8,-8,8,6,5 及川瑞基(専修大学)
同士打ちとなった村松対及川の一戦は、手の内をある程度知っているということもあり、1つ1つのラリーの質が高く、互いに簡単にミスをしない攻防が続いた。その中で村松はカットに長短、緩急を織り交ぜて及川のミスを誘うプレーが光った。また、及川のバック側深くに厳しいレシーブを送るなど、強打を打たせないラリーを展開して試合を優位に進めた。対する及川はサービスに変化をつけるなどして揺さぶったが、競った場面でカット打ちにミスが出て敗戦。勝利した村松は男子シングルス準々決勝から連戦となったが、キレのある動きを見せた。明日の決勝でも、攻守にキレのあるプレーを見せてくれることを期待したい。
反対のブロックからは、廖振珽(中華台北)が勝ち上がった。準々決勝で第1シードの何鈞傑(香港)に0対3から大逆転勝利を収めて勢いに乗る廖振珽は、アクジュを出足から圧倒。両ハンドを左右に打ち分ける丁寧なプレーで決勝進出を果たした。21歳以下男子シングルス決勝は11日の17時(日本時間)から行われる。
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