世界卓球2017デュッセルドルフ(5月29日~6月5日)の大会4日目がスタート。混合ダブルス3回戦では吉村/石川、田添/前田がともに勝利を収めてベスト8進出を果たした。
<混合ダブルス3回戦>
吉村/石川 4,-7,8,11, 6 パク・シンヒョク/リ・ヒョンシム(朝鮮民主主義人民共和国)
田添/前田 7,7,-8,5, 4 張禹珍/李ジオン(韓国)
吉村/石川はパク・シンヒョク/リ・ヒョンシム(朝鮮民主主義人民共和国)と対戦。第1ゲームは日本ペアがレシーブでのミスが目立ち、4-11で先制を許した。続く第2ゲームは、台上の攻防が続いたが、相手の返球が浮いたところを吉村が確実にフォアハンドドライブで決める形が光った。終盤までもつれる展開となったが、最後は石川が厳しいストップレシーブで相手のミスを誘い、11-7でゲームを取り返した。第3ゲームも互いに譲らずもつれる展開となったが、ストップの応酬から吉村が強打を決めるなど、日本ペアの丁寧なプレーが光り、11-8でゲームを連取。第4ゲームは吉村/石川がラリーの早い段階で決める形が続いて9-5とリードをしたが、徐々に日本ペアの強打に対応し始めたパク・シンヒョク/リ・ヒョンシムに5連続失点するなど、ジュースに持ち込まれた。ラリー戦で北朝鮮ペアにことごとく失点を許し苦しい展開となったが、最後は石川がロングサービスでエースを奪い、13-11でこのゲームを制した。勝利に王手をかけた第5ゲームは、中盤まで競り合いとなるが、中盤以降に日本ペアが抜け出して11-6で勝利。ベスト8へと駒を進めた。
田添/前田ペアは張禹珍/李ジオン(韓国)に勝利。世界卓球初出場ながら、ベスト8進出を果たした。準々決勝では黄鎮廷/杜凱琹(香港)と対戦する。このほか、方博/P.ゾルヤ(中国/ドイツ)、李尚洙/梁夏銀(韓国)らがベスト8進出を果たした。
今大会の模様は卓球レポート7月号(6月20日発売)に掲載
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世界卓球2017デュッセルドルフ/公式サイト(英語):http://www.wttc2017.com/en.html
国際卓球連盟(ITTF)世界卓球2017デュッセルドルフ(英語):
http://www.ittf.com/tournament/2705/world-table-tennis-championships/