男子シングルス3回戦では張本が廖振珽(中華台北)を破って4回戦に進出。ベスト16入りを決めた。
<男子シングルス3回戦>
張本 7,10,8,10 廖振珽(中華台北)
昨日、水谷を破った張本は今日も好調をキープ。序盤こそ「ツッツキが高くなったり、相手が思い切ってきたので少し焦った」というが、バックハンドを軸にした攻撃で相手を左右に揺さぶり、11-7でゲームを先取した。第2ゲームは10-8とリードをしたところから追いつかれたものの、10-10からはブロックで相手を左右に揺さぶり、オープンになったスペースにドライブを叩き込む形が光り、ゲームを連取した。第3ゲームは5-8とリードを許す展開となったが、ここから6連続得点で逆転。バック対バックの展開で廖振珽を上回り、11-8で勝利に王手をかけた。第4ゲームも張本の優勢は変わらず、バックハンドを軸にしたラリーで主導権を握り、勝利を収めた。試合後、張本は「2ゲーム目、3ゲーム目は競り合いとなり、3ゲーム目は逆転でとれたことで余裕を持ってプレーすることができました。今はサービス・レシーブがしっかりできていて、ラリーでもうまくつなげていることが好調の要因だと思います」と試合を振り返った。
このほか、許昕(中国)はカルデラーノ(ブラジル)に4対1で勝利、ボル(ドイツ)は多くの観客が見守る中で順当にベスト16へと名乗りを挙げた。
今大会の模様は卓球レポート7月号(6月20日発売)に掲載
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