男子シングルス決勝は世界卓球2017デュッセルドルフの決勝に続き馬龍と樊振東(ともに中国)が対戦。馬龍がゲームカウント4対1で勝利を収め、ジャパンオープン初優勝を飾った。
馬龍が樊振東を破りジャパンオープン初制覇!
樊振東は馬龍の攻勢の前に、リベンジならず
衝撃的な攻防を見せた世界卓球2017デュッセルドルフの決勝から2週間、馬龍と樊振東がジャパンオープンの決勝で再び相対した。
馬龍が再び樊振東に勝利するのか、樊振東がリベンジを果たすのかに注目が集まった一戦は馬龍が第1ゲームを11-7で先制。対する樊振東は第2ゲームから反撃、このゲームを11-5で奪い、ゲームカウントを1対1とする。
続く第3ゲームは馬龍が奪い、迎えた第4ゲームは馬龍が終盤までリードするも8-7と樊振東に迫られた場面でタイムアウト。ここから馬龍がギアを入れ替えて10-8とゲームポイントを握ると、最後は樊振東のチキータを狙い撃ち。追いすがる樊振東を突き放す一撃でジャパンオープン初優勝に王手をかけた。
これで試合の流れをつかんだ馬龍は第5ゲームのスタートからエンジン全開のプレーで樊振東を圧倒。バック対バックで打ち勝つなど、樊振東のボールに完全にタイミングが合い始めてラリーの主導権を握った。最後まで序盤のリードを守り切った馬龍が樊振東を寄せ付けずゲームカウント4対1で勝利。ジャパンオープン初優勝を果たした。
<男子シングルス決勝>
馬龍(中国) 7,-5,7,8,5 樊振東(中国)
今大会の模様は卓球レポート8月号(7月20日発売)に掲載
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