11月15~19日までハンナリーズアリーナ(京都)で後期日本リーグが開催されている。大会4日目は男女1部、男女2部の試合が行われ、男子2部で原田鋼業、女子2部で広島日野自動車が優勝を決めた。
【男子2部】原田鋼業が全勝優勝
原田鋼業は8試合のうち、落としたゲームはわずかに2と圧倒的な強さで1部復帰を決めた。優勝に向けて是が非でも勝ちたい日野自動車戦は、エースの横山がゲームオールジュースの末に村井を破ると、2対1で迎えた4番ではルーキーの徳島が決勝点を挙げた。原田鋼業は最終戦でJR北海道にストレートで勝利して全勝優勝を達成。チームの主軸として活躍した徳島は最高殊勲選手賞、優秀ペア賞、新人賞を獲得した。
原田鋼業が全勝優勝を達成!
徳島(右)はチームの主軸として優勝に大きく貢献
横山はエースの役割を果たし、シングルス全勝
【女子2部】広島日野自動車が2シーズンぶりに1部復帰
広島日野自動車は8試合のうち3試合が5番までもつれたが、いずれも接戦を制して全勝優勝を果たした。優勝がかかった愛媛銀行戦はトップで丹羽が藤井を破って先制点をもたらすと、2番の馬文婷も続いて優勝に王手をかけた。3番のダブルスは落としたが、4番の市原が接戦の末に勝利して1部昇格を決めた。なお、最高殊勲選手賞にはシングルス6戦全勝の丹羽が選ばれた。
広島日野自動車がうれしい1部復帰
丹羽は大車輪の活躍で最高殊勲選手賞を獲得
優勝を決めた市原(右)はベンチに戻ると涙があふれた
広島勢がアベック優勝を達成!
大会の記録は日本卓球リーグのホームページに掲載されています。
日本卓球リーグ実業団連盟:http://www.jttl.gr.jp/
今大会の模様は卓球レポート2017年1月号(12/20発売)に掲載されます。