世界ジュニア選手権イタリア大会3日目、2連覇を狙う日本男子は張本を欠くも、木造、髙見、田中、宇田というメンバーで予選を突破。決勝トーナメント準々決勝ではフランスに3対2で競り勝ち、メダルを決めた。
<男子団体準々決勝>
日本 3-2 フランス
○木造 -11,9,8,9 ロラン
○田中 -5,8,5,5 ベルトラン
髙見 -10,2,-11,8,-9 ランベール○
木造 6,-8,6,-3,-7 ベルトラン○
○田中 6,10,7 ロラン
男子は予想以上の苦戦を強いられたと言っていいだろう。木造、田中と共に第1ゲームを落としながらも、しっかりと立て直して3ゲーム連取。2対0で準決勝進出にあっさりと王手をかけたが、3番の髙見がチキータの強烈なサウスポー、ランベールとの競り合いに敗れると、木造もサウスポーのベルトランに打ち勝てずに逆転負け。国内の同世代よりも1本多く返ってくると、無理をして決めに行く場面でミスが出て劣勢に立たされた。
ラストの田中は、第2ゲームが勝負の分かれ目となった。8-10とゲームポイントを握られた田中だったが、「こういう場面では開き直るしかない」と思い切ったプレーで逆転で2ゲームを連取。第3ゲームもしっかりとした両ハンドのカウンタープレーで相手を押さえ、日本のピンチを救った。
この他、中国はドイツに圧勝。アメリカとの熱戦を制したルーマニアと準決勝で対戦する。ルーマニアはK.ジャーに2点を落としながらも、前陣で堅いブロックを主軸にアメリカの2番手として戦うS.アルゲッティからプレテア、シポスが2点を奪い、試合を制した。
韓国はエースの案宰賢がエース対決で林昀儒を破り、3対1で中華台北を破り、準決勝で日本と対戦。
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