世界ジュニア選手権イタリア大会3日目、準々決勝で中華台北を破った日本女子は準決勝で韓国と対戦。ここでもストレート勝ちを決めて2連覇まであと1勝と迫った。
<女子団体準決勝>
日本 3-0 韓国
○加藤 6,4,4 金裕珍
○木原 7,-8,7,-6,5 金智淏
○長﨑 9,-9,3,10 申裕斌
今大会にキャプテンとして臨んだ加藤にはプレーに対する姿勢が真剣さを増しているように感じる。技術的な面でも、カットに対するフォアハンドドライブの攻撃力が格段にアップし、粘り強い金裕珍のカットをコースを突いたボールで攻めきり、ストレートで圧倒。チームを牽引するキャプテンらしい勝ちっぷりで1点目をあげた。
続く木原も韓国のエースを相手に、一進一退の攻防を繰り広げるが、最終ゲームでラリーから決定力の高いボールで攻めて見事に勝ちきった。
長﨑は13歳の申裕斌と対戦。まだ線は細いがセンスを感じさせるプレーの申裕斌に対して、長﨑は打球点の早いバックハンドドライブで得点を重ね、接戦を制し日本の決勝進出を決めた。
一方の準決勝、中国対ルーマニアは、孫穎莎、王曼昱、石洵瑶という強力な布陣でドイツを破ったルーマニア勢を圧倒。1ゲームも失わずに完勝。明日の決勝に臨む。
■加藤美優のコメント
キャプテンなので、絶対に負けないように準備を万全にして臨みました。決勝の中国は強い選手なので、絶対に勝つんだという自信を持って戦います。
■木原美悠のコメント
1番で先輩がすごくよい試合をしてくれて、自分もプレッシャーだったけど、その中で実力を出せてよい試合ができました。中国選手にはあまりかったことがないけど、実力を出し切って勝ちたい。
■長﨑美柚のコメント
すごく苦しい試合でしたが我慢して勝ててよかったです。明日は自分の実力を100パーセント発揮して自分がどれだけ成長しているかをみられる場なので楽しみです。
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