世界ジュニア選手権イタリア大会7日目、混合ダブルス準決勝が行われ、決勝に進出する2ペアが決まった。
韓国ペアは中国ペアを2連破
中国ペア最後の砦、薛飛/王曼昱
<混合ダブルス準決勝>
薛飛/王曼昱(中国) 5,9,3,9 プレテア/ディアコヌ(ルーマニア)
安宰賢/金智淏(韓国) 10,-3,8,-9,7,-6,10 王楚欽/孫穎莎(中国)
この日、多くの試合をこなし、そのプレーでも注目を浴びた安宰賢のペアがゲームオールジュースの末に王楚欽/孫穎莎の中国エースペアを破り決勝進出を決めた。韓国ペアは金智淏の存在感が薄いが、ミスの少なさ、レシーブの巧さは特筆に値するものだ。対戦相手も安宰賢の一発に気を取られるあまり警戒心が弱いが、金智淏のチャンスメーク術には混合ダブルスで勝つための秘訣が隠されているように感じる。孫穎莎や王曼昱のように男子のようなプレーはできないという女子には大いに参考になるだろう。
薛飛/王曼昱は昨日、徐海東/銭天一の中国ペアを破ってメダルを決めたプレテア/ディアコヌを圧倒的な攻撃力でストレートで抑えた。中国ペアが4ペア出ていたため、メダルの独占も予想されたが、韓国ペア、ルーマニアペアの活躍で、メダル独占は阻止された。
決勝はタイプの異なるペアの対戦となった。東京オリンピックでも種目として採用された混合ダブルスにも注目してみたい。
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