ベスト16入りをかけたジュニア男子4回戦では優勝候補の張本智和(JOCエリートアカデミー)、戸上隼輔(野田学園高)、宇田幸矢(JOCエリートアカデミー/大原学園)らが勝ち進んだ。
張本は伊藤礼博(安田学園中)と対戦。伊藤は昨年の全中でベスト8に勝ち進んだ実力者だが、序盤から張本がゲームを支配する。両ハンドの安定感が光る伊藤に対して、張本は一発の威力のあるバックハンドを軸にゲームをリード。伊藤のフォアサイドを打球点の早い攻撃で打ち抜くなど、落ち着いたコース取りも光り、ストレート勝ちを収めた。
このほか、上位進出が予想される宇田は手塚元彌(静岡学園高)と対戦。宇田は2ゲームを連取すると、第3ゲームは手塚にリードを許す展開となったが、最後はジュースの接戦でも思い切りの良い攻撃を見せて逆転。3対0で5回戦へと勝ち進んだ。また、戸上は昨年の14歳以下カデット2位の原田春輝(石田卓球クラブ)と対戦。カット主戦型の原田に対して強烈なフォアハンドドライブで攻め切ってストレート勝ちを収めた。
優勝候補筆頭の張本は落ち着いたプレーで16強入り
宇田は勝負どころをきっちりと締めて勝利
全中王者の手塚は吉田海斗を破って5回戦進出
攻撃力の高さが光った戸上。カットの原田に勝利
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