男子シングルス4回戦には10度目の優勝を狙う水谷隼、松平健太（ともに木下グループ）、吉村真晴（名古屋ダイハツ）らが5回戦へと勝ち上がった。
水谷はカット主戦型の宮澤僚太（JA十日町）と対戦。ここまで小澤吉大（琉球アスティーダ）、飯野弘義（T.O.M&卓球三昧）を破るなど、粘り強いプレーの宮澤を相手に安定したカット打ちで5回戦進出を果たした。ジュニアを制した張本智和（JOCエリートアカデミー）、松平健太（木下グループ）、岸川聖也（ファースト）、吉村真晴（名古屋ダイハツ）らが次ラウンドへと駒を進めた。
女子同様、男子も4回戦で波乱が続出した。昨年2位の吉村和弘（愛知工業大）が定松祐輔（中央大）に敗れたほか、高木和卓、吉田海偉（ともに東京アート）、木造勇人（愛工大名電高）といった実力者が初戦で姿を消すことになった。ハイレベルな戦いで誰が勝ち上がるのは予測のつかない男子シングルス。明日のランキング決定戦でも熱い戦いが繰り広げられることは間違いないだろう。
水谷は宮澤のカットを打ち抜いて5回戦進出
松平健太は滝澤にストレート勝ち
吉村真晴も順当に勝ち進んだ
前回2位の吉村和弘は定松にまさかの敗戦
木造（右）は渡辺にフルゲームの末に敗れた
大島（左）は町との打撃戦を制した
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