1. 卓球レポート Top
  2. 大会
  3. 国内大会
  4. 全日本卓球(一般・ジュニア)
  5. 平成29年度
  6. 全日本卓球2018 女子ダブルス決勝は早田/伊藤対梅村/塩見の若手対決に

全日本卓球2018 女子ダブルス決勝は早田/伊藤対梅村/塩見の若手対決に

女子ダブルスは準決勝が行われ、早田/伊藤(日本生命/スターツSC)と梅村/塩見(四天王寺高)が決勝進出を決めた。。


早田/伊藤(日本生命/スターツSC) 6,-9,10,6 田代/前田(日本生命)
 決勝進出をかけた一戦は早田/伊藤が第1ゲームを先制するも、田代/前田が台から距離を取らず、打球点の早い攻撃を見せて第2ゲームを奪う。第3ゲームも田代/前田が10-8とゲームポイントを握ったが、ここから早田/伊藤が逆転。ラリー戦から伊藤がフォアハンドスマッシュを決めるなど、劣勢でも攻め切って4連続得点を挙げてゲームカウントを2対1とした。これで完全に流れをつかんだ早田/伊藤は第4ゲームを11-6で奪い、3対1で勝利。決勝へと駒を進めた。敗れた田代/前田は「世界卓球で3位のペアなので思い切ってせめていくという気持ちで試合に挑みました。自分たちのプレーもできたし、良かったのですが最後は細かいところでやられたなという感じです(田代)」「最初から攻めていくことはできましたが、最後に相手がサービスを変えてきたり、いろいろしてきたことに対応できなくて悔しいです(前田)」と話した。

梅村/塩見(四天王寺高) 11,8,8 佐藤/橋本(ミキハウス)
 普段から練習をしており、互いの手のうちを知り尽くしているペア同士の試合は高校生ペアの梅村/塩見が勝利。「第1ゲームが勝負だったと思います(佐藤)」というように、スタートでジュースの接戦をものにした梅村/塩見ペアが流れに乗る。カット主戦型の佐藤と橋本のミドルに厳しく打ち込み、そこから連打でたたみかけるプレーで得点を重ねた。最後まで先輩を相手に気迫全開のプレーを見せた梅村/塩見がストレート勝ちで決勝進出を果たした。試合後、敗れた佐藤/橋本は「相手を焦らせたり、打球面を崩したりしようと攻撃の割合を増やしましたが、自分が決め切ることができませんでした。(佐藤)」「同じチームで、試合をすることは少ないですが、分が悪い相手でした。1ゲーム目の流れとしては相手を押せていたのに要所で1点取れないあまさというか、気持ちが足りなかったと思います(橋本)」と振り返った。

 

 

世界3位の早田/伊藤が決勝へと勝ち進んだ
 
梅村/塩見は佐藤/塩見のカットを打ち破った

田代/前田は強気のプレーで迫ったが及ばず

佐藤/橋本は第1ゲームを落としたのが最後まで響いた

詳しい情報は日本卓球協会ホームページに掲載されています。
日本卓球協会:http:/www.jtta.or.jp
全日本卓球(特設サイト):http://www.japantabletennis.com/zennihon2018

卓レポ.comでは、連日の熱戦の模様をウェブサイトとツイッター(http://twitter.com/takurepo)で配信します。
全日本選手権大会の特集は卓球レポート3月号(2月20日発売号)に掲載します。

 

\この記事をシェアする/

Rankingランキング

■大会の人気記事

NEW ARTICLE新着記事

■大会の新着記事