グループリーグ2日目は地元スウェーデンと香港が対戦。ラストまでもつれた試合は、地の利を活かしたスウェーデンが物にした。
2番で値千金の勝利を挙げたK.カールソン
昨日に続き、今日も勝利を決めたJon.パーソン
今日も多くの観衆が詰めかけた
勝利を決め、声援に応えるスウェーデンチーム
<男子団体第1ステージ>
スウェーデン 3-2 香港
Jon.パーソン 1-3 黄鎮廷◯
◯K.カールソン 3-2 何鈞傑
◯M.カールソン 3-1 林兆恒
K.カールソン 1-3 黄鎮廷◯
◯Jon.パーソン 3−0 何鈞傑
スウェーデンが勢いに乗っている。今日は出場した選手全員が勝ち点を挙げる団体戦における理想のゲームメイクで、表彰台候補の香港を大接戦の末に下した。地元の声援は時としてプレッシャーになるが、今回のスウェーデンチームはしっかり力に変えている。大会を盛り上げるためにも、スウェーデンチームに勝ち続けてほしい。一方、敗れた香港は、スーパーエースの黄鎮廷が2点を取るもあと1点が遠かった。
優勝候補の中国はグループリーグ2試合目でチェコと対戦。昨日の王楚欽に続いて初代表の林高遠を起用し、チェコをストレートで退けた。
相変わらずエグいドライブを放つ許昕
初代表の林高遠も無難に勝利
初代表の林高遠も無難に勝利
<男子団体第1ステージ>
中国 3−0 チェコ
◯樊振東 3-0ヤンカリック
◯許昕 3−0 トレグラー
◯林高遠 3−1 コネチニー
中国はトップに樊振東、2番に許昕、3番に林高遠を起用するオーダー。今大会初出場の許昕は威力のあるフォアハンドドライブでストレート勝ち。初代表の林高遠も1ゲームは落としたものの要所を締め、決勝点を挙げた。これで中国はエントリー選手全員が出場したことになるが、勝負どころのオーダーは、樊振東、馬龍、許昕で固いだろう。
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(写真=佐藤孝弘 文=猪瀬健治)