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男女学校対抗3位チーム監督インタビュー

男子学校対抗準決勝で敗れた滝川第二と遊学館、女子学校対抗準決勝で敗れた愛み大瑞穂と明徳義塾、各校の監督に学校対抗を振り返ってもらった。

<男子学校対抗3位>
●滝川第二 松尾政英監督インタビュー

「いつ負けてもおかしくないチームが、ラッキーで勝って来れたのでベスト4という結果には本当に満足です。名電と実際に対戦してみて、質と安定の違いを感じました。それは比べものにならないくらいです。それを肌で体験できてよかったねということを選手にも伝えたところです。速さ、打球点の高さ、インパクトの鋭さなどの点で、全国の上位というのはこういう質なのだということがわかったので、それに一歩でも近づけるように、今まで以上に頑張っていかないといけないと思いました」

●遊学館 植木監督インタビュー
「(2番で)エースの川村が負けた時点でちょっと難しいとは思ったんですけど、キャプテン対決で4番の畑を信用してましたが、結果的には技術的に難しかったかなと。
 オーダーとしては自分では完璧に近く、1番に星くんが来るであろうということで、うちの浅利が星くんと同じクラブで中学時代にやり慣れているので使いました。星くんには誰が当たっても勝てないかなと思って見ていましたが、そこで逃げて、川村が小松くんに勝ってほしかったんですが結果的に受け身になって後半崩れてしまいました。それでもうちは団体の粘り腰が持ち味なので、そこからいけるかと思ったんですが、ちょっと畑が技術的に足りなかったかなと。

 ラストは重村が選抜でも勝ってくれたんですけど、左利きに分が悪いということで急遽、2年生の清野に託しました。初のラストであれだけ頑張ってくれたので、今後に期待したいと思います。
 結果的には残念ですけど、正直、前評判はあんまりよくなくて、卓球王国さんの予想に対抗馬にも上げていただけなくて。あれ、去年2位で選抜3位で対抗馬にもいないぞって(笑)。それをミーティングでも使って、『お前ら悔しくないのか』と。それが良い意味で奮起になって良い雰囲気になって。去年みたいに絶対的エースの出雲、五十嵐がいない中で、遊学館らしさは示せたかなと思います。ただ、ここまで来たら勝たせて上げたかったですね。もう一試合、彼らとの時間を過ごしたかったです」


<女子学校対抗3位>
●愛み大瑞穂 神谷監督インタビュー
「選手たちは精一杯戦ってくれたと思います。ただ、本当にたくさんの方が応援してくれたので、もう一つ上まで行きたかったなというのが本心です。
 大会前は優勝を目標にしてました。選手たちの方がすごい明るく前向きで、8決定くらいで僕の方が焦ってたんですけど、選手の方がベンチで僕にうちわをあおいでくれて、「先生を冷やそう」とかいいながらやってくれたので、そういうところは選手がすごかったなと。むしろ、僕の方がもうちょっと落ち着いてできたらよかったかなという反省はあります。
(四天王寺戦は)お互いにラリーの応酬になるという試合がほとんどでしたが、最後の最後にひるんでしまうというと言い方悪いですが、最後の最後までやりきれるかどうかというところがポイントだったかなと思います。
 オーダーは悩みました。相手はカットもいて、塩見さんがチームで核になっている選手だと思うので、ここでどう組むかはすごい悩んだんですが、1番で野村が塩見に思い切って当たって、それで負けるなら仕方がないと。2番の板花と4番の中田、5番の大島で3点取るっていうオーダーを組んだつもりでした」

●明徳義塾 佐藤利香監督インタビュー
「ダブルス勝負でした。リードしていた1ゲーム目を取れなかったのが大きいですね。相手は今大会で優勝しているダブルスなので、選手はちょっと気負ってる感じはしました。経験や変化のあるペアに対して落ち着いて対応することができればという課題が見えました。

 遊学館さんは強い選手が2人いるので、オーダー的にうちのエースの里川の分がいい出雲さんか相馬さんと当たらないと難しかったということがわかりました。ダブルスも強化はしてきましたが、もっともっと悔しかった選手たちはがんばれると思うので、がんばれる材料をつくれたことはよかった。強い者がそのまま強さを保つことよりも、弱かった者が強くなるというその成長をうかがうことができたので、選抜から5カ月弱ですが、チームとしては成長して、個々も力を付けてきましたが、まだ若いチームなので、来年に向けて弾みを付けてがんばれるんじゃないかと思います」
 

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(取材/文=猪瀬健治、佐藤孝弘)

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