世界ジュニア選手権オーストラリア大会が、ベンディゴスタジアムで12月2日より開幕した。女子は16時(現地時間、以下同じ。日本時間は14時)から準々決勝が行われる。ルーマニアとの準々決勝を控えた渡邉隆司ジュニア女子監督に、今大会の展望を聞いた。
■渡邉隆司ジュニア女子監督のコメント
みんないいコンディションでここまで来れているので、ルーマニアにはドラゴマンというエースがいますが、いつも通り目の前の試合を一試合ずつ勝っていくというだけですね。
ドローはやりやすいところを引いたかなとは思っています。警戒していたのは韓国でした。申裕斌がいるし、ユースオリンピックに出ていた崔海恩もいますし、カット打ちがうまい選手もいるし、こちらのオーダーが制限される可能性があったので、ルーマニアはやりやすい相手ではありますが、相手は2試合やってきて、うちは初戦なので気を引き締めてやっていこうと思っています。
予選がなくなったのは今年からで、すごくやりにくいですね。去年までもチーム全員を使いながら、いい方向にまとめていくのが結構大変だったので、今年はさらに難しいですね。特に変えた部分はありませんが、あらかじめ選手には試合方式のことをワールドツアーのときから伝えてあったので、試合が少ないということは選手も認識しています。
他のチームではやはり中国が気になりますね。中国は細かい部分の調整もできていますし、体のケアもしっかりしているという印象は受けます。
ワールドツアーやチャレンジシリーズ、Tリーグなどがあって、選手のスケジュール管理が難しくて、合宿の初日に顔を合わせたときにみんな疲れてるなと思いました。選手たちは大変だったと思いますが、ここまでいい調整が事前合宿を通してできました。ミックスダブルスも例年はぶっつけ本番になることが多かったのですが、今回は監督同士で相談して、この日はミックスをやるという形で、規定練習の中にミックスダブルスを入れましたし、それ以外にも選手たちが自主的に練習をすることもあったので、例年以上にいい準備はできていると思います。
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