女子シングルスでは、世界ジュニア初出場で日本勢でただ1人予選グループリーグからスタートした相馬が銅メダルを獲得した。序盤は思ったようなプレーができずに首をかしげながらプレーするシーンの多かった相馬が、徐々に調子を上げていき、準々決勝で中国の郭雨涵をやぶりベスト4入りを果たした。
目標にしていたベスト4が達成できたが準決勝では石洵瑶に圧倒されたと相馬
石洵瑶が何をしても対応してきて強かったです。試合中に渡邉監督から「バックカットにナックルと切れたカットを混ぜるように」とアドバイスされましたが、それが最初からできていればもう少し流れがかわったかもしれません。私自身、気づくのが遅くて、対策し切れていなかったと思います。石洵瑶は打ってくるコースが厳しくて、1本は返せても、その次もっと厳しいコースに打ってくるので、そこが他の選手と違うところでした。
目標にしていたベスト4は達成できたのですごくうれしいですけど、準決勝の試合内容は、相手に圧倒されてしまったので、次に対戦するときはもっとしっかり相手の研究をして、出足から相手がやってきていることをきちんと把握して、戦術を変えていけたらと思います。
今回はバックサービスが全然入らなくて、1試合で5本くらいミスしていました。アジアジュニア大会のときには結構効いていたサービスなのですが、あまりにも入らなくて、怖くて出せなかったので、もう少し、サービスを安定させて、変化を出せるようにしたいです。あとは、バックカットでナックルのボールを出すのは得意なのでブツ切りのカットも練習
して、相手のラケット面を狂わせられるようにできたらいいと思います。
女子ダブルスの決勝は、湿気のせいで全然ブロックが止まらなかったので、自分がもっとストップなどを使って、木原さんにドライブをかけてもらってからの展開にした方がよかったんですけど、ツッツキが長くなってしまって、相手にドライブさせてこちらがブロックという展開になってしまいました。今後は、長いツッツキに対してもストップやハーフロングのボールで返せるように練習したいと思います。
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