丸善インテックアリーナ大阪(大阪市中央体育館)で開催されるている平成30年度全日本選手権大会。4日目、女子シングルス4回戦が行われ、スーパーシードが登場。男子は32人中31人のスーパーシードが勝ち上がったが、女子は12人のスーパーシードが敗れる混戦模様となった。
石川佳純(全農)、王座奪還に向けて好スタート
平野美宇(日本生命)は4年連続の決勝進出に向けて気迫のこもったプレー
この1年の成長を全日本にぶつけたい早田ひな(日本生命)
女子シングルスは4回戦がスタート。
昨年の覇者、伊藤美誠(スターツSC)、王座奪還を狙う石川佳純(全農)、2度目の優勝を目指す平野美宇(日本生命)、初優勝を虎視眈々と狙う早田ひな(日本生命)ら、有力な優勝候補は順当に勝ち進んだが、32人中、12人ものスーパーシードが初戦で敗れるという意外な結果となった。
印象的なところでは、全日本の上位常連の松澤茉里奈(十六銀行)が松本優希(サンリツ)にストレート負け、昨年3位の永尾尭子(デンソー)が塩見紗希(同志社大)に3対4、昨年度ジュニアチャンピオンの長﨑美柚(JOCエリートアカデミー/大原学園)が杉田陽南(香ヶ丘リベルテ高)に3対4で敗れた試合などだ。好不調、世代交代など理由は様々だろうが、明日からの優勝争いにも少なからず影響を残しそうな波乱含みのスタートとなった。
高橋真梨子(十六銀行)を破った浜本由惟(木下グループ)は5回戦で伊藤と対戦
安藤みなみ(専修大)は苦手の田口瑛美子(筑波大)に競り勝った
芝田咲季(ミキハウス)は優勝争いに食い込んでくるか
塩見紗希(同志社大)は永尾を破り、5回戦で塩見真希(四天王寺高)との姉妹対決
加藤美優(日本ペイントホールディングス)は危なげなく初戦を突破
杉田陽南(香ヶ丘リベルテ高)は畳みかける連続攻撃で長﨑から金星
(文・写真=佐藤孝弘)
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