地元・大阪で勇躍した森さくら(日本生命)。持ち前のガッツで頂点を目指したが、木原(JOCエリートアカデミー)の大人びたプレーに夢を阻まれた。
●女子シングルス準決勝
森さくら(日本生命)6,-4,-12,-6,5,-7 木原美悠(JOCエリートアカデミー)
木原さんは分がいい相手ではなかったので、作戦を立てていましたが、あまりそれが効かなかったということと、相手のプレーを先に読めませんでした。木原さんとはあまりラリー戦にならなくて、どれだけ先手を取るかということだけを考えてやってきたので、先手をあまり取れなかったところがよくなかったと思います。
最近、Tリーグでも選考会でも(木原と)対戦しましたが、あまりレシーブがうまくいきませんでした。木原さんは(バック面が表ラバーなのに)バックが落ちない(ナックル性ではない)ところがやりにくい。裏ソフトみたいな感じでぱんぱん弾いてくるところが木原さんの強みだと思います。
今日は緊張した場面で戦うということは分かりきっていたので落ち着いて冷静に戦いましたが、いつもより緊張感がある試合だったと思います。木原選手が強いことも分かっていたことなので、連続失点してもそれほど動揺することはありませんでした。
(写真/まとめ=佐藤孝弘)
詳しい試合の結果は大会公式サイトでご確認ください。
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