世界卓球2019ブダペストの開催初日を明日に控え、世界卓球で恒例となっているバタフライパーティーがコリンシアホテルで開催された。会場には1979年の世界選手権平壌大会で、決勝で中国を破って優勝したハンガリー三銃士として知られる3選手(写真上、左からヨニエル、ゲルゲリー、クランパ)が来場し、多くの参加者の注目を集めた。
パーティー会場には、バタフライのアドバイザリースタッフ、契約チーム、ITTF関係者、各国の協会関係者など、350名を超える多くの来客で賑わった。
選手たちも、明日からの厳しい戦いを前に、憩いのひとときを笑顔で過ごしたほか、旧知の選手、元選手やコーチ、協会関係者らも久々の思い出話や近況報告に花を咲かせた。
なかでも特筆すべきは、地元ハンガリーの英雄ハンガリー三銃士として知られる、ヨニエル、ゲルゲリー、クランパの3人が一堂に会したことだろう。選手時代の面影をわずかに残す3人は、往年のファンたちの写真撮影やサインにも快く応じて、現代卓球がなお、歴史の上に連綿と続くものであることを確認させてくれた。
また、一方で、林高遠(中国)、張本智和(日本)、ボル、オフチャロフ(ともにドイツ)、黄鎮廷(香港)ら今大会の上位を争うであろうトップ選手も姿を見せ、会場を沸かせた。卓球の歴史と今がつまったバタフライパーティーは、今大会の成功への期待を大いに高めてくれた。
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2019 World Table Tennis Championships - Budapest:http://wttc2019.hu/
(写真・文=卓球レポート)