世界ジュニア卓球選手権タイ大会が、コラート(タイ)のターミナル21で11月24日より開幕した。大会最終日は各種目準決勝、決勝が行われる。準決勝に続いて、決勝は混合ダブルスで幕を開けた。準決勝でも中国ペアを破った日本の宇田/木原は、決勝で徐瑛彬/石洵瑶の中国のエースダブルスをストレートでくだし初優勝を決めた。
<混合ダブルス決勝>
宇田幸矢/木原美悠(日本)9,1,7 徐瑛彬/石洵瑶(中国)
この決勝の日本ペアの出来は文句なしと言っていいだろう。
宇田のチキータレシーブ、ラリーからのパワードライブ、木原のサービス、レシーブ、カウンターなど、両者の多彩な技術がそのまま得点となって積み重なるような試合だった。徐瑛彬にフルスイングのドライブをほとんどさせず、チキータレシーブを多用する石洵瑶のチキータを狙い打つなど、読みも冴えた。
日本はこの種目で初めての金メダルを獲得。決勝で中国のエースペアを破っての優勝の価値はとても大きい。シングルスでは最終日に残れなかった2人の活躍が、日本の層の厚さが増してきたことの証と言えるだろう。
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