2年ぶりの開催となる全日本社会人卓球選手権大会が、2021年10月29日(金)~31日(日)まで、山梨県甲府市の緑が丘スポーツ公園体育館で開催。
大会2日目は男女ダブルスの準々決勝~決勝が行われ、女子ダブルスは、松平志穂/有延優希(サンリツ)が初優勝を飾った。
【女子ダブルス優勝】
松平志穂/有延優希(サンリツ)
混戦が予想された女子ダブルスを制したのは、松平/有延(サンリツ)。
松平/有延は3回戦で前瀧初音/吉田優海(愛媛銀行)とのゲームオールの大接戦をくぐり抜けると、その後も接戦を勝ちきって決勝進出。
決勝も森田/野村(デンソー)と一進一退の激しいラリーを繰り広げたが、松平の球威のある両ハンドと有延の狙い澄ましたカウンターで振り切り、栄冠を勝ち取った。有延にとっては2016年青森大会で平侑里香(現・南波侑里香)と組んで優勝して以来、2度目の戴冠となった。
2位の森田/野村(デンソー)は、準決勝で優勝候補の最有力と目されていた宋/成本(中国電力)をストレートで下して決勝進出。森田が丁寧につなぎ、野村が仕留める連係で優勝を目指したが、ほんのわずかに届かなかった。
3位には、ラリー戦に強さを見せた馬/小畑(デンソー)と、4月に行われたビッグトーナメント熊本大会を制した宋/成本(中国電力)が入った。
【女子ダブルス2位】
森田彩音/野村萌(デンソー)
【女子ダブルス3位】
馬克/小畑美月(デンソー)
【女子ダブルス3位】
宋恵佳/成本綾海(中国電力)
詳しい記録はこちらから
日本卓球協会大会ページ:https://jtta.or.jp/tour/853
(取材=猪瀬健治)